社会人なら知っておきたいテーブルマナー【パン編】

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レストランでのパン、正しく食べられていますか? 案外見られているパンの食べ方、知らなかったら美人が台なし! 今日はパンの美しい食べ方を紹介します。

 

【選び方&置き方】

料理をオーダーすると、パンのかごを持ってウェイターが来ます。カジュアルなレストランの場合は選ばずにパンをお皿に置きますが、高級レストランの場合は数種類の中から選ばせてくれます。

パン皿がない場合は、テーブルクロスの上に直接置いてもかまいません。パン皿が用意されないときがあるのは、ウェイターの置忘れではありませんので、気をつけましょう。テーブルクロスを汚して良いのは、昔の貴族の特権。ですから、料理のソースがはねたりこぼしても、恥じる心配はないですよ!

 

【パンを食べるタイミング】

日本ではご飯と同じように主食のイメージがありますがフレンチやイタリアンの場合、パンは主食ではなく料理間の箸休め、口の中の掃除など料理を美味しく食べるための役割です。

パンを食べることで口の中をきれいにし、前の料理の味を消す目的があるので、パンを食べるなら、料理と料理の間がよいでしょう。パンをサービスされたら急いで食べだすのもエレガントではありません。料理を注文なさった最初の料理がサービスされてから、それに合わせるように召し上がるといいでしょう。

 

【バターのつけ方】

共通で使うようテーブル中央にバターが置かれている場合は、共用のバターナイフを使い、自分のパン皿に持ってきてからいただきます。

もしパン皿がなくテーブルクロスに置いている場合は料理の皿の端にのせてかまいません。

 

【パンの食べ方】

パンは一口サイズにパン皿の上で手でちぎって召し上がりください。バターは、ちぎったパンにぬり口に運ぶのがマナーです。パンをちぎらずバターを丸ごとのパンにぬることはタブーですので覚えておいて下さい。ナイフでパンをカットももちろんタブーです。

ソースをからめるのは許される場もありますが、スープに浸すのはどんな場合でもいけません。残ったソースをパンで拭うのは、親しい間柄やカジュアルなレストランではOKです。パンをちぎって皿の上に置き、ナイフとフォークでソースを塗れば良いでしょう。あまりエレガントな行為でもありませんが、美味しく食べるのが一番です。

ちなみに料理人として意見を述べると、ソースを奇麗に拭うのは一生懸命ソースを作った人にとっては嬉しいことなのです。厨房に戻ってきたお皿が綺麗になくなっていたら、「美味しかった、ありがとう」と客席から声が聞こえてくるように思えます。

テーブルクロスにパンくずが落ちても、恥ずかしいことではありません。デザート前にウェイターが来るまで触らず、そのままにしておきましょう。

 

ぜひ、これらの基本を押さえて最低限のマナーを守り、美しく楽しい食事の時間を過ごしてみてくださいね。

 

【参考】

きょうの料理テキスト/目指せ!マナーの達人 – 第19回 パンの食べ方