残り湯はダメ!「髪にゴミをつけている」今すぐやめるべきNG習慣

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「入浴剤を入れた残り湯で、髪をすすいでもいいの?」「入浴剤が入っていない残り湯なら問題ないの?」節約は心掛けたいですが、残り湯で洗髪をしたときに悪影響があるなら恐いですよね。

今回は、著書『90%のクチコミは間違っている!? 勘違いだらけのコスメ神話』が好評発売中のコスメコンシェルジュの小西さやかさんに、この件について取材しました。

小西さんは、「元々、体が浸かっていたお湯ですし、体を流すのに使っても特に問題はありません。しかし、髪をすすぐのはあまりお勧めではありません。また、残り湯を使う場合には、入浴剤選びにも注意が必要です」と、おっしゃいます。

これらについて、詳しく教えていただいたのでご紹介します。

 

■残り湯洗髪が良くない理由

(1)衛生上の問題

残り湯は古い角質や髪の毛などが浮いており、あまりきれいとは言えません。入浴後の湯は、皮脂、角片等の汚染も当然考えられますので、入浴中または入浴後の残り湯での洗髪は、衛生上の観点からあまり好ましくありません。

(2)地肌の汚れが落ちにくい

すすぎの方法として、お風呂のお湯を洗面器などですくって頭にかけることもお勧めできません。洗面器ですくったお湯は、髪の毛の表面を一気に流れてしまい、頭皮をしっかりとすすぐことができないのです。シャワーを使って、それなりに時間をかけながら、頭皮から優しく洗い流してあげることが大切です。

 

■入浴剤入り残り湯での洗髪には注意が必要

入浴剤は入浴時のリラックス効果を高めたり、肌への保湿効果をアップしたりと、お風呂好きにはなくてはならない存在です。重曹、硫黄やアルカリ性などの温泉成分、漢方などの薬用植物、ラジウムなどのミネラル成分配合のものなど、様々な種類がありますよね。これらの入浴剤が入った残り湯での洗髪に、注意が必要なものをお教えします。

(1)重曹(炭酸水素ナトリウム)

お肌がツルツルになると大人気の天然温泉、重曹泉。重曹(炭酸水素ナトリウム)は、肌の角質や皮脂汚れを落とす効果があるため、重曹泉につかると肌がツルツルになり、美人の湯と呼ばれています。そんな美人の湯を自宅で味わえると人気の重曹入りの入浴剤です。

しかし、お肌はツルツルになるのですが、その残り湯には普段より古い角質が浮いてしまっています。 残り湯を洗髪には使わないように注意しましょう。

(2)ミネラル

ミネラル分が多い入浴剤を入れた残り湯を使った場合は、石鹸の泡立ちがいつもより弱くなるかもしれません。カルシウムやマグネシウムなどミネラル分は、石鹸と結合して洗浄力を持たない金属石鹸に変えてしまうためです。

入浴剤パッケージに「残り湯は洗濯に使えません」と明記されているものなどは、洗髪にも使わないようにしましょう。

 

いかがでしたか? お湯をかければ比較的簡単に流せる体はともかく、髪に残り湯をかけると、せっかくトリートメントで髪を整えたのに、汚れが絡みついてしまう場合があります。

大げさに言えば、“残り湯で髪をすすぐのは、髪にゴミをつけているようなもの”なのです。シャワーから出るきれいなお湯を浴びることが美髪のためなのですね。

 

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【取材協力】

※ 小西さやか・・・日本化粧品検定協会の代表理事を務める。大手化粧品メーカーでの6年間の研究開発の経験を活かし、科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト、コスメコンシェルジュとして活動中。その知見から無駄なお手入れを省いた最短最適な美容法“なまけ美容”を推奨。著書『90%のクチコミは間違っている!? 勘違いだらけのコスメ神話』も好評発売中。