専門医直伝!40代女性の3人に1人は経験してる「尿もれ」克服法

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40代の女性の3人に1人は経験していると言われる尿もれ。でも人には相談しにくいことだし、我慢すれば過ごせてしまうことから表立って言う人は少ないようです。

今回は、多くの女性が悩んでいる尿もれを克服する方法を、泌尿器科の関口医師に詳しくお話を伺いました。

 

出産経験者の90%は尿もれ経験あり

せきやくしゃみをしたときや重いものを持ち上げたときなど、おなかに圧力がかかったときに尿がもれてしまうことを”腹圧性尿失禁”、急にとても強い尿意に襲われ、その結果、尿がもれてしまうことを”切迫性尿失禁”といいます。

尿もれは、成人女性の3~5人に1人の割合で経験していると言われ、そのうちの90%は出産による骨盤底の筋肉・靭帯等の損傷が遠因となります。妊娠で子宮が大きくなると、骨盤を支える骨盤底筋に大きな負荷がかかります。さらに、経膣分娩で骨盤底の筋肉や靭帯が断裂してしまうのです。

出産未経験者でも、もともと骨盤底筋が弱い方、また年齢とともに筋肉が弱ってくると、尿もれになってしまいます。

では、この骨盤底筋を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか? 続いてトレーニング法をご紹介します。

 

骨盤底筋トレーニングって?

まず姿勢を正して立ち呼吸は自然に続けたまま、片手ずつお腹とお尻に手をあてます。その姿勢のまま、身体に余計な力を入れずに、膣と肛門を軽くキュッと締めてみます。2~3回繰り返し締めたり、緩めたりをしてみてください。さらにゆっくりした動きでギューッと締める。そしてゆっくり緩める。これを2~3回繰り返します。

最後は肛門や膣を締める意識にプラスして、骨盤底筋全体を身体の中に引き込むようにゆっくりグーッと持ち上げ、そしてゆっくり緩める。これも2~3回繰り返します。これを1日3~5回行ってください。

トレーニングするときの注意点は、周囲の筋肉の力を利用せず骨盤底の筋肉のみで運動をすること。ゆっくりはっきりメリハリよく動かし、身体の中に引き込むように体操すること。どんな体勢でも同じように体操ができるよう、さまざまな体勢で練習すること。骨盤底筋体操を習慣化することなどです。

 

尿もれには生理ナプキンではなく専用ケアを

また尿もれに悩む方は、専用のケア用品を使うことをおすすめします。よく生理用ナプキンを代用している方がいますが、生理用のナプキンは水分の吸収に特化していないため、肌がかぶれてしいます。

吸収性に優れた商品がたくさんあるので、「恥ずかしい」と思わず、これらを上手く使って毎日を気持ちよく過ごしましょう。

 

骨盤底筋トレーニングでも改善が見られない場合や、尿もれによって外出をためらってしまうなど、生活に支障をきたすようなら、泌尿器科での診療をおすすめします。

 

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【取材協力】

※ 関口由紀・・・『医療法人 LEADING GIRLS女性医療クリニック・LUNAグループ』理事長、医学博士、泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医・指導医。世界標準のレベルの高い女性医療を目指し、著書も多数あり。