みんな意外と知らない!美容室が「リンスを使わない」本当の理由

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いつもキレイをキープするために、美レンジャー読者の皆さんは美容室にもマメに通っていることかと思います。しかし、「家で使っているリンスやコンディショナーが、なぜ美容室にはないんだろう」という疑問をふと抱いたことはありませんか?

よくよく考えてみると、美容室には決まって“トリートメント”しか置いていないことに気づきますよね。なぜ、日常使っているリンスやコンディショナーを美容室では扱わないのでしょうか。『伝説の美容室フォルトゥーナ』店長、岸田豪さんにお話を伺いました。

 

■こんなに違う、リンスとトリートメント

「リンスとトリートメントの違いはよくお客様にも質問されるのですが、リンスの役割は髪の静電気防止や手触りを柔らかくすることです。その効果は髪の表面のみで、あくまでもダメージを防止する程度なのです。

対してトリートメントはというと、そもそもトリートメントとは英語で“処置、治療、手当て”という意味をもつもので、髪のダメージを内側から治すためのものなのですよ」

目的がこんなに違う2つ。皆さんご存知でしたか?

 

■なぜ美容室では“トリートメント”?

「トリートメントには油分やタンパク質、アミノ酸といった髪の栄養分が含まれており、それらを髪の内部に補い補修するのが目的です。ですからトリートメントの使用方法も、成分を浸透させるためにつけてから少し時間を置いた方が効果的なのですよ。

最近のお客様はパーマやヘアカラー、仕上げのコテやアイロンで、髪のダメージがかなり進んでいます。リンスではそれらを治すことはできません。ですから美容室ではリンスは使わず、トリートメントを使うようにしているのです」

ヘアスタイルを根本からキレイにするのが美容室。美容室の役目にトリートメントはぴったりのアイテムなのですね。

 

■リンスとコンディショナーの違い

「ちなみに、“トリートメントとリンス、どちらを先につけるの?”といった質問もお客様からよくされますが、トリートメントを使うならリンスは必要ありません。

また、市販の商品にはコンディショナーというものもありますが、コンディショナーはリンスとトリートメントの中間位の効果のものを指します。それぞれに明確な基準はなく、メーカーがそれぞれ効果に合わせて名称をつけているようですが、とにかく髪のダメージが気になる方ならトリートメントを使うのが間違いないです」

 

違いがよく分からなかったリンスやコンディショナーについても、これでよく分かりましたよね。普段おうちで使うスペシャルアイテムも、教えてもらったことを参考に目的に合わせて選んでみてくださいね。

 

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【取材協力】

※ 岸田豪・・・『伝説の美容室フォルトゥーナ』稲田堤店店長。ヘアスタイルだけではなく、カラダのこと、ココロのことまでケアしていける本質美を再現する美容室を展開中。