「やけ食い」は相殺されてた!ストレスと食欲の面白い関係とは

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世の中には、ストレスがかかると食べる量が増えてしまう“食欲アップ派”と、逆に食欲が無くなってしまう“食欲ダウン派”がいます。

食欲アップ派はいつでもモリモリ食べてしまう人、ダウン派は常に食欲が落ちてしまう人とイメージするかもしれませんが、実はそうではなく、どちらのグループも状況に応じて食欲が相殺されていたことがわかったのです。

やけ食いしてしまう方にはうれしい、食欲が落ちてしまう人には忠告をぜひ促したい、研究結果をご紹介します。

 

ストレス下の食欲は二分

雑誌『サイコロジカル・サイエンス』に発表された論文で、次のような実験を行い、ストレスと食事の行動にどのような関係があるかが調べられました。

被験者はまず、初めて会うパートナーと実際に会う前に、ビデオでその人物と交流の場を持ちます。その後、そのパートナーから「会うのは辞めます」「会えるのを楽しみにしています」あるいは「実験をキャンセルします」のいずれかの返事を受け取ります。そして別の実験と称されて、3つの味のアイスクリームを好きなだけ食べていいと言われ、食べたアイスの量を調べました。

すると、ネガティブな返事をもらったときは、自己申告で“食欲ダウン派”と分類した人は少ししかアイスクリームを食べず、“食欲アップ派”と申告した人はアイスクリームを120kcalも多く摂取しました。

 

ストレスにさらされていないときの食欲は正反対に

興味深いのは、ポジティブな返事をもらったときのアイスの摂取量です。“食欲アップ派”はあまり食べず、逆に“ダウン派”が74kcalも多く食べたという結果になったのです。

つまり、ストレスにさらされると食欲が増してしまう人は、ストレスフリーの場合は食欲が減り、逆にストレス下で食欲が落ちる人は、ストレスにさらされていない場合には食欲がアップしているのです。

ストレスによってやけ食いに走る人には、「食欲を元に戻さないと」なんて忠告をしますが、実はそんな必要はなく、自然と人は自分のまわりの環境によって、食欲がコントロールされているのかもしれません。

 

ただし“ストレス社会”と言われ、様々なストレスにさらされている、現代の私たち。やはり食欲のコントロールには、自分自身が意識して心がけることもやはり必要なのでしょうね。

 

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【参考】

Stress Eaters May Compensate by Eating Less When Times Are Good – Association for Psychological Science