3週間で-3.5kg減量!セレブもハマる「究極の食事法」を教えます

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先日、米フォーブス誌のインタビューで米・元副大統領アル・ゴア氏が植物性食品を基本とした完全菜食に移行したと話し、話題になっています。かつて支えていたクリントン元大統領も食事を植物性食品へ切り換え、心臓病の危機を脱したとされ、アメリカでは今、”植物性食品中心の食事”に対する関心が急速に高まっています。

そこで今回は、植物性食品を食事の基本とする自然健康理論として知られ、栄養学の世界的権威であるT・コリン・キャンベル博士も絶賛する、“ナチュラル・ハイジーン”についてご紹介したいと思います。

この健康法を日本に広めた自然健康・治癒学博士の松田麻美子先生に、食事法のポイントを教えていただきました。

 

■”ナチュラル・ハイジーン”の心得4つ

(1)朝は果物だけにする。もしくは、果物と緑葉野菜(小松菜などのアブラナ科の野菜)を合わせたグリーンスムージーにする。

朝食はフルーツにします。果物は胃が空のときに食べるのが基本。レタスや小松菜、セロリ、キュウリなどは一緒に食べてもよいのですが、ニンジンやかぼちゃ、コーンなどのでんぷん質の野菜やイモ類などとは組み合わせないほうがよいです。

(2)昼食と夕食は低脂肪・植物性食品の”ホールフード”にする

野菜の摂取目標量は、生野菜で450g、温野菜で450g、合計900g。そのほかに豆類(1日最低1カップ)、全穀類や加熱したでんぷん質野菜、それに少量の種実類(チアシード、フラックスシード、ゴマ、クルミなど)とキノコなどで構成します。特にアブラナ科の野菜を重視するとよいです。

(3)基本的に動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)、油、砂糖は摂取しない

どうしても動物性食品を食べたい場合は、ごく少量をたっぷりのサラダと合わせて食べること。でんぷん質の食べ物とは合わせないようにします。ドレッシングは油ではなく、種実類かアボカドをベースに酸味のある果物と水を合わせて作るのがベター。野菜を炒めるときも油は使わず、少量の水で蒸気炒めにするのが基本。また、きわめて低塩の食事を心掛けます。理想は1日2グラム以下です。

(4)できるだけローフード・ライフを目指す

炭水化物食品を揚げる、直火で焼く、煎る、オーブンで焼くなどすると、発ガン性物質が形成されます。さらにこれらの加熱調理法は、老化の原因物質AGEの最大要因になるともされます。野菜を加熱するときは、蒸すか蒸気炒めにします。

 

■減量や健康維持に最適

今でも輝き続けるスザンヌ・ソマーズやゴールディ・ホーン、ミシェル・ファイファーなど往年のハリウッドセレブも、AGEを増やす砂糖や精製された炭水化物を摂らないようにして、美と健康を保っているそう。

「そもそも栄養学や疫学、臨床医学、さらには人類進化生物学の分野で、肥満や病気と密接に関連していると実証されている動物性食品や精製加工食品は、“ナチュラル・ハイジーン”の食事プログラムには含まれていないのです」(松田先生)

さらに、消化のために体の酵素やエネルギーを浪費しないことも重要なポイント。体にふさわしい食べ物を正しい組み合わせで取り入れることで、消化に用いられる酵素やエネルギーが20~30%まで節約できるといいます。

松田先生によると、「消化の酵素やエネルギーを節約すると、節約できた酵素やエネルギーが体内環境をクリーンに保つほうへ、より多く振り向けることができるようになり、肥満や便秘、肌荒れ、花粉症、生理痛などはもちろんのこと、糖尿病・心臓病・ガンのほか、さまざまな健康上のトラブルが予防・改善される」とのことです。

また、「“ナチュラル・ハイジーン”はダイエット法ではありませんが、肥満の問題があるなら健康的に痩せることができ、個人差はありますが3週間で約3.5kgの減量も容易」と話しています。

 

“ナチュラル・ハイジーン”を実践する際は、急激に食事法を変えるよりも、少しずつ取り入れていくほうが身体に負担がかかりません。完璧を目指すよりも、できることから始めて続けていくことが大切です。

 

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【参考】

※ 松田麻美子(2007)『女性のためのナチュラル・ハイジーン』(グスコー出版)