食後のデザートに果物は損!果物は食前に食べるべき本当の理由

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「果物は糖質が多いから太るもと」といわれることがありますが、これは嘘。もちろん食べ過ぎは何でもよくないですが、果物の性質からみるとダイエットや美容に欠かせない栄養素が、たくさん含まれているのです。

世界保健機関(WHO)でも1997年に「糖類摂取は肥満を促進するという考えは誤りであり、果糖やショ糖等の糖類が生活習慣病に直接結び付くということはない」という公式見解を発表しています。

なぜ果物を食べても肥満になることはないのか、青果会社社長で医療法人との連携事業も行う高上実さんの著書『ママ、なぜ野菜を食べなきゃいけないの?』からご紹介いたします。

 

■果物の食物繊維がダイエットに○

果物を食べても肥満に結び付きにくい理由の一つは、食物繊維がたくさん含まれていること。

食パン1枚とグレープフルーツ半分を同じ人に食べてもらったところ、最初に食パンを食べると、血糖値が急激に上がります。その後、グレープフルーツを食べても血糖値は上がったまま。ところが逆にすると、血糖値の上昇は緩やかになるのです。

いわゆる“食べる順番ダイエット”ですが、これはグレープフルーツの食物繊維がフィルターのような役割をして少しずつしか吸収されないようするのです。

血糖値が急激に上昇すると細胞内に糖が取り込まれやすくなり、脂肪になってしまいます。

 

■果糖とブドウ糖の違い

さらに、二つ目の理由として果糖は血糖値を上げにくいということがあげられます。ブドウ糖を100とした血糖値の上がりやすさを示す指標であるGI値をみると、果糖は19、果物は40程度と血糖値の上昇度が低いことがわかります。これは果糖がブドウ糖に比べて、腸管で少しずつゆっくり吸収されるためです。 

果物にはビタミンやミネラル、食物繊維。生きた酵素が豊富に含まれていて、生で食べることで野菜よりもこれらの栄養素を取り入れやすいものです。

ちなみにFAO(国際連合食糧農業機関)の調査によると、日本人の果物摂取量は先進国中でも最低レベル。開発途上国と比べても低く、最もよく食べるオランダの1/3以下です。日本の果物は甘くて美味しいと人気なのに残念ですよね。

 

果物摂取の目標は1日200g以上で、各果物の目安個数はみかん2個、りんご1個、日本ナシ1個、柿2個、ぶどう1房、くり12個くらいです。このくらいなら食事の前や朝ご飯に取り入れられそうですね。

 

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【参考】

高上実(2013)『ママ、なぜ野菜を食べなきゃいけないの?』(三空出版)