「疲れが取れない」理由はこれ!PC作業を一気に楽にする方法

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ストレスの多い現代社会、日々疲れがつきまとってマッサージしてもすぐ元に戻ってしまうという人も多いのでは? それにはちゃんと理由がありました。 

“ロルフィング”というアメリカ生まれのボディワークのセラピストである藤本靖さんの著書『「疲れない身体」をいっきに手に入れる本』から、身体の芯から疲れを取る方法を抜粋してご紹介します。

ロルフィングとは、筋肉や骨を包み込んで身体全体を一つにまとめあげている“筋膜”という組織に働きかけて、重力と調和のとれた身体を目指すための手技療法です。

 

■身体のセンサーをゆるめる

パソコン画面を見ていて目の奥が痛くなったり、一日中職場で座っていてみぞおちのあたりが詰まるように感じたことはないでしょうか。

これは、“身体の芯が緊張して固くなっている”状態。この状態から身体の様々な内部的な機能が低下し、呼吸は浅く、消化器系の働きが低下し、血行も悪くなっていきます。さらに、神経系にも影響を与え頭の働きも鈍くなってしまいます。 

固まった身体の芯をほぐすには、身体の内外にある情報のセンサーをゆるめることで変わってきます。例えば、椅子に座って姿勢を楽に真っ直ぐにして、両手で左右の耳のつけ根のあたりをつまんで軽く真横に引っ張ってみます。すると、後頭部と首の境目あたりがゆったりと広がるのが分かると思います。

これが“芯がゆるむ”感覚です。呼吸が楽になっていきます。 満員電車や自然の少ない環境で、身体は無意識にその情報を入れないように身構えて緊張してしまっています。マッサージやエステに行ってリラックスできても、家に着く頃にはまた元通りというのには、こういった理由があったのです。

 

■パソコン作業での目の疲労感をなくす方法

パソコンや携帯で疲れるのは小さい画面を見続けて視野が狭くなるからです。さらに目の緊張による姿勢の乱れが原因になって腰や背中が疲れてしまいます。パソコンを長時間見ても疲れないためには以下の方法を取り入れてみてください。

(1)パソコン画面を見つつ周りの空間も見るようにする

狭くなっている視野を広げます。自然と姿勢がよくなりませんか?

(2)一生懸命捉えようとするのではなく”受け取る”感覚

情報を捉えようとすることで目を凝らすのではなく、画面の中にある情報が目にやってくると意識します。

(3)後頭部に“目”がある意識をもつ

脳の視覚野とよばれる左右の後頭隆起部を意識します。実際の目以外の場所から物を見ている感覚で、斜め上から広い視野を持ちます。慣れるまでは時々この部分を手で触れてみます。

 

これらの方法が身につくと目の負担が減るだけでなく、情報の読み取りが早くなり作業効率が上がります。お仕事の際など意識してみてくださいね。

 

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【取材協力】

※ 藤本靖・・・兵庫県出身。東京大学では経済学・経営学を専攻し、卒業後は政府系国際金融機関にて東南アジア、アフリカにおける政府開発援助(ODA)の業務に関わる。その日々の中で、人間の“心と身体の関係”という個人のテーマに出会い、東京大学大学院身体教育学研究室にて、主にヒトの脳のシステム、心と身体の関係について科学的研究する一方、体の内側にある個々人の可能性と出会っていくロルフィングの技術に興味をもち研鑽。米国Rolf Institute公認ロルファー。

 

【参考】

藤本靖 (2012)「疲れない身体」をいっきに手に入れる本(さくら舎)