一気に老化が加速する「超危険な近赤外線」を防ぐ方法6つ【後編】

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私たちの肌を一気に老けさせる、紫外線とともに恐ろしい光線が、私たちの身近に降りそそいでいる“太陽光の近赤外線”であるという事実を前回の記事でお伝えしました。

今回は、クリニカタナカ形成外科・アンティエイジングセンター長の田中洋平先生からうかがった、光老化から肌を守るための効果的な対策を引き続きお伝えします。

 

■4:皮脂で近赤外線カットする

日差しを浴びると汗だくになり、肌がベタベタして皮脂が出ているのがわかります。朝起きたときも同様で、顔が脂ぎっていることはありませんか? これは皮脂を出すことで、日中に浴びる近赤外線から体を守っているためと考えられます。

洗顔をしすぎると、肌が突っ張り、カピカピ、カサカサになることがあります。皮脂による防御機能が落ちると細菌感染の可能性が高まりますので、洗いすぎてもニキビなどの肌トラブルが増えます。「脂性肌で困る」と悩まれる方も多いですが、乾燥肌より健康的で良い状態と考えます。

また、皮脂そのものが悪いのではありません。皮脂を放置することで、紫外線に当たり酸化すると炎症を引き起こしたりして悪さをするのです。皮脂が十分に分泌されれば皮膚の防御機能もしっかり維持できて、光老化防止になります。洗顔後、皮脂が足りなくて、肌が突っ張り、カピカピ、カサカサになるようであれば、しっかりと補う必要があります。

 

■5:脂肪で近赤外線をカットする

実は、近赤外線は脂肪で遮断することができます。脂肪は生体の中で近赤外線を効率よく反射するので、深部の組織を守るために非常に効果的と考えられます。

 

■6:眼を守る

眼は体の表面に露出しているため、太陽光の影響は大きいです。眼に対するダメージを最小限にするために紫外線だけでなく近赤外線カットも必要です。医学界でもその危険性が指摘されて、眼に対する近赤外線の防御基準まで作られていますが、近赤外線を遮断するためのサングラスは、まだ多くはありません。

世界中に紫外線カットのメガネは普及していますが、白内障が減らないのは、近赤外線をカットしきれていないことも原因のひとつに考えられます。

そこで、近赤外線と紫外線の両方をカットできるメガネやサングラスをぜひ着用してみてください。長時間、日に当たる場合、テレビやパソコンの画面を眺める際に、きっと眼の疲れも違ってくるはずです。

 

いかがでしたか? 今まであまり語られてこなかった近赤外線こそ、光老化の最大の原因のひとつ。強い太陽光線や電磁波に囲まれた現代。これからは、“太陽光の強い近赤外線は、老化光線”を、美肌の合言葉にすることが大切になってくるのではないでしょうか?

 

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【取材協力】

※ 田中洋平・・・医学博士、平成12年信州大学医学部医学科卒業。日本形成外科学会専門医、クリニカタナカ形成外科・アンティエイジングセンター院長、東京女子医科大学非常勤講師、新潟薬科大学客員教授、近赤外線研究会発起人・理事。デザイナーの父、画家の母の長男として、1975年エルサルバドルに生まれる。形成外科とアンティエイジングの診療を行うと同時に、近赤外線の研究、論文執筆、講演にも精力的に取り組んでいる。