一気に老化が加速する「超危険な近赤外線」を防ぐ方法6つ【前編】

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前回の記事で、光老化の最大の原因のひとつと言えるのが、”太陽光の近赤外線”という衝撃の事実をお伝えしました。

そこで、クリニカタナカ形成外科・アンティエイジングセンター長の田中洋平先生に、今度は光老化から肌を守るには、どのような対策が効果的なのかうかがってきました。順にご紹介します。

 

■1:無防備に肌を露出させない

太陽光の近赤外線による組織のダメージを最小限に予防するために大切なことは、まず第一に無防備に肌を露出させないことです。

強い日差しの下では、あるいはそれほど強くなくても長時間太陽光にさらされる場合は、なるべく長袖、長ズボンを着て帽子をかぶり、肌を露出するのを避けることが大切でしょう。

 

■2:近赤外線カット効果のある日焼け止めを塗る

肌を露出して日常生活を送りたい人や、皮膚が薄くて太陽光に弱い方は、UVだけでなく近赤外線カットができる日焼け止めを塗布してください。

「残念ながら一般的に市販されている日焼け止めは、紫外線用なので近赤外線には効果がほとんどありません。近赤外線カットができる日焼け止めは私のクリニックでも販売していますが、光線過敏症の方や、日に当たるとすぐに肌トラブルが起きてしまうお肌の敏感な方に、大変ご好評をいただいています」(田中先生)

ちなみに田中先生が顧問医師をつとめるコスメ『エビーゼヒカリエイジングシリーズ』が7月1日より発売します。保湿アイテムからUV下地まで、近赤外線を遮断する特許成分で、肌表面で奥深くまで侵入する近⾚外線をブロックするアイテムが揃っています。

 

■3:頭髪・体毛・角質で近赤外線カットを試みる

「脱毛や除毛は、現代女性にとってはもはや一般常識のようですが、私は生物学的には“人間の体のムダ毛と呼ばれているものは、決してムダではない”と考えています。

私たちの頭髪、体毛、角質にも細胞骨格を構成するタンパク質の一つであるケラチンは含まれています。髪をカットし、ムダ毛を処理し、角質をピーリングしてもすぐに元に戻るのは、大切な体の防護機構だからとも説明できるでしょう」(田中先生)

頭髪、体毛、角質、美容的観点からは面倒なものと考えている方が多いでしょうが、それらを減らした場合、その代わりのものを用意しないと老け込んでしまう可能性が!

「もし頭髪が少ない場合は、日なたでは帽子をかぶるようにしましょう。そうでないと、頭皮、脳を守れません。体毛、角質を処理されるなら、日なたではできるだけ近赤外線カットができる日焼け止めや、衣服で肌を守ることがキーポイントです」(田中先生)

 

いかがでしょうか? さすがに頭髪を意図的に減らしている方は少ないとは思われますが、ムダ毛処理や角質ケアなどは、美意識の高い女性には衝撃なお話ではないでしょうか? 後編でも引き続き、田中先生より近赤外線による肌への悪影響をお伝えしていきますね。

 

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【取材協力】

※ 田中洋平・・・医学博士、平成12年信州大学医学部医学科卒業。日本形成外科学会専門医、クリニカタナカ形成外科・アンティエイジングセンター院長、東京女子医科大学非常勤講師、新潟薬科大学客員教授、近赤外線研究会発起人・理事。デザイナーの父、画家の母の長男として、1975年エルサルバドルに生まれる。形成外科とアンティエイジングの診療を行うと同時に、近赤外線の研究、論文執筆、講演にも精力的に取り組んでいる。