実はすごい!菌の健康パワーをとりいれる「菌活」とは!?

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飲み会や外食が続くと、「体に優しくないなぁ」と思ってしまいませんか? ふだんの食生活で、体の調子は左右されます。だったら、毎日ちょっとした心がけで健康でキレイになれるコツがあればいいと思いませんか?

そこでぜひ注目していただきたいのが、体に良い働きをする”菌”。この菌を意識しながら積極的に食生活にとりいれることを”菌活”といいます。

今回は『AneCan』2012年10月号でも取り上げられ、美人の間で密かにブームになっている“菌活”の凄さをご紹介します!

 

■“菌活”は発酵大国ならではのトレンド!?

日本は古くから発酵技術が進んでいました。発酵することで有機物が菌の働きによって分解され、栄養価が高くなり、うま味が増し、免疫調整力を高めてくれるということを食文化に取り入れてきました。

ブームになった発酵食品で記憶に新しいものは麹ではないでしょうか。これも元は菌ですが、発酵大国日本の伝統的な食品の良さがあらためて注目された流れだったといえます。

 

■菌には細菌と真菌のふたつがある

医学博士・管理栄養士の本多京子先生によると、継続的に良い菌を体に取り入れること、さらに自分の腸内にすみついている“菌を育てる”ことが“菌活”のポイントだとおっしゃいます。

特に外から入ってきた菌はやがて排泄されてしまうので、毎日良い菌をとり続けることが大事だそうです。では、主役になるふたつの菌、”細菌(バクテリア)”と”真菌”にはどんなものがあるかみてみましょう。

 

■細菌は“乳酸菌・酢酸菌・納豆菌”

(1)細菌・乳酸菌 – 整腸・便秘予防・免疫力調整作用

ヨーグルト・チーズなどがこれに入ります。体に良い菌の代表として広く知られていますね。ぬか漬けやキムチの古漬けなどにも入っていてさまざまな健康増進作用を持つ食品として有名です。

(2)細菌・酢酸菌 – 疲労回復・殺菌作用・メタボ予防

穀物酢・果実酢など、そのまま飲料とする愛好家もいます。血圧や血糖値を抑制してメタボ予防にも役立つことがわかっています。

(3)細菌・納豆菌 – 血栓溶解作用・骨の強化

独特の風味が苦手な人もいますが、大豆を発酵させることで栄養満点の食品に。

 

■真菌は“麹菌・酵母菌・菌類”

(1)真菌・麹菌 – うまみ添加・食欲増進・消化吸収促進

塩麹が最近話題ですが、日本酒や味噌、醤油など、日本の豊かな食文化はこの麹菌がなければ生まれなかったともいえます。

(2)真菌・酵母菌 – 便秘解消、血糖値の上昇抑制

お酒やパン作りに欠かせない酵母は、菌類の一種です。味噌や醤油を作るのにも使われていますね。

(3)真菌・菌類 – 整腸・便秘予防・美肌効果・免疫力調整作用

きのこが菌類に分類されることを知らない人も多いのでは? 実は菌の中でも唯一肉眼で確認できる菌がきのこです。きのこは”菌のかたまり”なので、菌そのものだけをまるごと食べられる食材だったのでもあります。低カロリーでビタミンや食物繊維も多く、さらにうまみ成分も豊富なのでおいしく手軽に毎日食べることができます。”菌”と書いて”きのこ”(訓読み)と読むくらいなので、きのこは菌活の横綱とも呼べそうです。

 

■菌活の代表的食材きのこを食べることで得られる効果

・美肌 → 腸内環境改善と、豊富なビタミンB群で美肌効果

・ダイエット → うま味成分が豊富にあり、さらに低カロリーなので料理のかさ増しにも有効

・免疫力維持 → 食物繊維とβグルカンの働きで腸内環境を良好に保ち、腸の組織や免疫細胞を機能させる。

・二日酔い防止 → ブナシメジ等のきのこに含まれるオルニチンという成分が肝臓の働きを助ける

・夏バテ防止 → 汗と一緒に失われたビタミンB群を補給

・脳の活性化 → 神経ビタミンと言われるビタミンB1やアミノ酸の一種であるGABAが含まれている

 

いかがでしたか? 菌活によって期待できる美容・健康効果はこんなにあります。美味しいものを食べて、健康で美しくなれるなんて最高ですよね。今日の夕食からさっそく取り入れてみてくださいね。