驚くほど簡単にできる!二の腕の「部分痩せ」テクニック

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胸はこのまま残して痩せたい、太ももとお尻だけ痩せたいなど、部分痩せをと狙っている人にはちょっと残念ですが、”●●部分だけ痩せる”という概念には無理があることをご存じですか?

しかし、ある理論のもと二の腕を痩せさせることはでき、そうすると体全体が細く見えるというお話を、四国学院大学の漆原光徳教授にうかがいました。

漆原先生は同大学で15年間もダイエットを大学の講義として教えている、まさにダイエットのベテランです。その講義の中から、今回は二の腕痩せの方法だけをご紹介します。

 

■二の腕の筋肉を使うことで腕を細くできる

腕にはふたつの大きな筋肉があります。力こぶを作るのが上腕二頭筋、肘を曲げたときに動きます。一方“ふりそで”ともいわれてしまう二の腕のぷるぷるした部分は上腕三頭筋、こちらは肘を伸ばした時に動きます。

引くときに使うのが上腕二頭筋で、押すときに使うのが上腕三等筋ともいえます。実は物を持ち上げたりつり革につかまるといった現代に多い動作は、すべて上腕二頭筋で行われているのです。

なんと、上腕三頭筋は雑巾掛けや洗濯板を使っての洗濯など、現代ではほとんど見かけなくなってしまった家事で、よく使われている部分なのでした。

そしてこの部分の筋肉を増やすことで、二の腕についてしまった脂肪をエネルギーに変えて燃焼することが可能なのだと、漆原先生はいいます。

 

■簡単にできる二の腕体操

具体的にはどんな運動が良いのでしょうか? いますぐ簡単にできるものをご紹介します。一日1、2分で充分なので、毎日続けることが成功への鍵です。

(1)後ろ手バイバイ

背筋を伸ばし、脇を閉めたまま、肘を伸ばした両腕を真後ろにつきだします。手のひらを開き、指を天井に向け、そのまま後ろの人にむかってバイバイをするように手を左右にふってください。

(2)壁とひとり相撲

壁に向かってまっすぐ立ち、肘を伸ばして両手のひらを壁につきます。二の腕の筋肉を意識しながら相撲の押し出しのようなつもりで10〜20秒間壁を押します。

 

■腕さえ細くなれば全体が細く見える!?

実は女性の見た目は、二の腕に大きく左右されているとも漆原先生はいいます。スタイルの良い人であっても二の腕がたるんでいれば太って見えるし、逆に全体にふっくらした人でも二の腕さえ細ければ、痩せている印象になるそうです。

都合良く部分痩せするのは大変そうですが、二の腕の場合、使っていない筋肉を鍛えることで脂肪を燃焼するようになるといいます。 

 

いかがでしたか? 上腕三頭筋を使っていない人ほどすぐに筋肉痛を感じるかも!? 筋肉を使わないとたるみはとれません。だんだん薄着になるこの時期に、無理をしない程度にケアを始めるのもよさそうです。

 

【運動シリーズ】

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【取材協力】

※ 漆原光徳・・・四国学院大学社会学部スポーツ科学研究室教授、香川大学非常勤講師。1985年筑波大学大学院体育学修士課程修了後、四国学院大学選任講師として赴任。1996年からオーストラリアのアデレード大学客員教授を1年間勤めた後、四国学院大学の教授に。大学の授業でダイエット講義を行っていることがマスコミで話題になり、TVの健康情報番組等出演多数。著書『体脂肪を燃やす大学ダイエット講義』(二見書房)が3月に発売される。