肩こりやたるみの原因!危険な「さびつき肩甲骨」にご注意

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働く女性の多くが悩んでいる、慢性的な肩こり。ピップ株式会社が実施した調査によると、慢性的な肩こりに悩む女性は、肩甲骨の動きが悪い“さびつき肩甲骨”の可能性が高いことがわかったそうです。

さびつき肩甲骨は肩こりだけでなく、姿勢の悪化や体のたるみも招くので、放置は危険! そこで今回は、簡単なチェックリストであなたのさびつき肩甲骨度を診断。その改善方法もご紹介します。

 

■ボディのたるみの原因はひょっとして“さびつき肩甲骨”!?

まず、さびつき肩甲骨とはどんな状態を指すのでしょうか。肩甲骨は、鎖骨とつながっているだけで浮いているような状態の骨で、本来は自由に動くことによって肩と腕をつなぐ役割をしています。

しかし、オフィスワークや家事などで、現代人の肩甲骨は体の前側の大きな筋肉に引っ張られて開き、肩が前のめりになる“外転”の状態になりやすい状況にあります。

このような“外転”の状態が続いて肩甲骨の動きが小さくなり、周囲の筋肉が血行不良に陥った状態を“さびつき肩甲骨”と呼ぶのだとか。

整形外科医の中村格子先生は「肩甲骨は体の外側へ開き、可動域が低下しやすい傾向があります。このような状況になると、肩甲骨周辺の筋肉の血行が悪くなり“背中や肩のこり”の原因となるだけでなく、“姿勢の悪化”や、女性の気になる“体のたるみ”にもつながります」と解説しています。

 

■あなたは大丈夫? さびつき肩甲骨度チェックリスト

自分がさびつき肩甲骨の状態に陥っているかどうかは、簡単に診断することができます。次のリストで当てはまる項目にチェックしてみましょう。

□猫背といわれることが多い

□ブラジャーのホックを前側でつけてから後ろへ回すことが多い

□いつも背中の真ん中あたりにこりを感じる

□背中の対角線上で、自分の左右の手をつなげない

□直角に曲げた腕の両ひじをつけて、水平以上の高さに上げられない

□直立の状態で体の後ろで両手を握り、握った手を腰骨の高さまで上げられない

一つでも当てはまる項目があった人は要注意!さびつき肩甲骨の可能性があります。

それでは、さびつき肩甲骨を改善するには、どうしたら良いのでしょうか。さびつき肩甲骨は肩甲骨の可動域が小さくなり血行不良に陥った状態なので、まずは肩甲骨周辺の血行を改善し、筋肉をやわらかくほぐすことが大切です。

バスタイムはシャワーだけで済ませずに、しっかり湯船に浸かって体全体を温めましょう。日中は携帯カイロなどで肩甲骨周辺を温めたり、磁気治療器を使うのも有効だそう。

また、タオルを使ったエクササイズを行うのもおすすめ。背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、肩幅に広げた手でタオルの両端を持ちます。タオルを握ったまま、両手を高く上げて背中側に下ろすという動作を10回ほど繰り返しましょう。

どうしても時間が取れないという人は、オフィスワークや家事の合間に両腕を前後にグルグル回すだけでも、血行改善に効果的ですよ。

肩こりを改善してたるみ知らずのボディを目指すために、今日からあなたも“肩甲骨を動かす”ことを意識してみては?

 

【肩こりシリーズ】

※ 実は放置すると超危険な「肩こり」のスッキリ解消法5つ

※ 実は花粉症も影響!? 超意外な「春特有の肩こり」要因3つ

※ 信じられないところに原因を発見…驚愕の肩こり解消法

※ ヒドイ肩こりでも頑張らなきゃいけない人の悩み解消法

※ まさかあれが…身近すぎて気づかない肩こりの原因5つ

 

【参考】

※ “さびつき肩甲骨”は“体のたるみ”や 心身の不調にも影響 – ピップ株式会社 

 

【取材協力】

※ 中村格子・・・整形外科医、医学博士、スポーツドクター。スピードスケートや新体操の日本代表チームドクターも務め、海外遠征にも同行するなど、トップアスリートの指導や治療にあたっている。『実はスゴイ!大人のラジオ体操』(講談社)など著書多数。