妊娠中にダイエットすると「生活習慣病」になりやすい!?

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食習慣や休養、喫煙、飲酒、運動不足など日々の生活の積み重ねによって発症するといわれている生活習慣病。

高血圧や糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、メタボリックシンドロームなどが代表的ですよね。では、現代の日本人の約3分の2が、この生活習慣病によって命を落としているのはご存知でしたか?

ストレスのせいで暴飲暴食をしたり、喫煙量が増えたり深酒をしてしまったりと、私たちは生活習慣病のリスクと常に隣り合わせにいるといっても過言ではありません。「自分は大丈夫!」とは言えなくなってきているのです。

さらに、この生活習慣病は患者本人の日々の不摂生以外にも、発症の原因があるのは意外と知られていません。

 

■胎児期の栄養状態が関係している?

なんと、生活習慣病の発症には、胎児期の母親の栄養不足が関係しているのです。英国サウサンプトン大学医学部のデヴィッド・パーカー教授の長年の研究によると、「胎児期の低栄養は成人してからの生活習慣病リスクが高くなる」のだとか。

また、2月11日にTBS系テレビで放送された『生命38億年スペシャル 最新遺伝子ミステリー ”人間とは何だ……!?”』の番組内では、1944年の第二次世界大戦末期に起こったオランダ飢餓事件を取り上げ、当時多く見られた妊婦の飢餓状態が、お腹の中の赤ちゃんの体質を変えてしまっていたのだと述べていました。

その原因は、肥満関連遺伝子の活性化。極度の栄養不足で生まれてきた赤ちゃんは、肥満関連遺伝子の働きにより、大人になると高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病になるリスクが高いのだそう。

本来、肥満関連遺伝子は、食糧が少ない時代に栄養をため込んで、生き延びようとするものでした。ですが、それが活性化されると、栄養を過度にため込むようになり、生活習慣病を引き起こしてしまうのです。

 

■妊娠前の過度なダイエットもNG

近年では、飢餓に陥ることは減りましたが、スタイルを気にするあまり過度なマタニティダイエットをする人が増えています。これでは、お腹の中の赤ちゃんに栄養が行き届かず、飢餓状態と同じです。

また、若い女性は「痩せなくちゃ!」とダイエットに励んでいますが、妊娠前の過度なダイエットも将来生まれてくる赤ちゃんの健康を損ねてしまう恐れがあるので、気を付けなくてはいけません。

栄養バランスがとれた食事をし、妊娠、出産に必要な体力をつけることが、自分自身の健康だけでなく、赤ちゃんにとっても大切なのです。

これから妊娠を望む女性は、過度のダイエットだけではなく、きつすぎる下着の着用やカフェインのとりすぎ、喫煙習慣を見直しましょう。妊娠がわかってから制限を始めると、ストレスになってしまいます。

 

生まれてくる子供の未来を守るために、日々の生活を正していきたいものですね。

 

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