「冷水vs.白湯」お風呂上がりに飲むべきなのはどっち?

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寒い時期のお風呂は至福の時間とは真逆に、寒い時期の入浴中の死亡事故は年間を通して最も多いとされています。

厚生労働省の調べによると2012年に浴槽内で溺死した方は3,964人にも上り、高齢化が進むこれからの時代、どんどん増加すると考えられています。

また、今年の冬の寒さは尋常ないくらい寒いため、高齢者に限らず、すべての人に溺死の危険が潜んでいるとも言えます。

そこで今回は、身近な習慣だからこそ、より正しく安全に入浴するにはどうしたらいいのかを、ご紹介したいと思います。

 

■42度以上はとくに危険

死亡事故が多いとされている湯船の温度が42度です。なぜ42度が危険なのでしょうか? 

以前、朝日放送系『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』でも放送されていましたが、42度だと血圧が一気に上昇してしまう危険があります。そして、一気に上がった血圧はその後、一気に下がり、急激な血圧変動を起こします。

この血圧変動によって、脳が意識障害を起こし、ウトウトの果てに寝てしまっての溺死、という流れをつくります。

 

日本人特有の首まで入浴が危険な訳

心臓よりも上に水圧がかかると、心臓が圧迫されて血液を送り出す力が弱まります。その影響を受けても血圧が急激に下がってしまいます。もともと血圧の低い人など、長時間首まで浸からないことをおススメします。

 

■北海道・青森県は溺死が少ない

山形県庄内保健所保健企画課の調べによると、気温が低い日に入浴事故が発生しやすいとしつつも、寒い地方の北海道や青森県は不慮の溺死・溺水が少ないという調査結果に。

この理由として「とくに寒い地域は住宅内の温度管理が行き渡っているからだ」と考察しています。温度差が体への負担になるため、“居間と脱衣所と浴室の温度差をどれだけなくせるか”も重要となります。

 

■入浴前後の水分の摂り方

入浴の前後の水分補給は基本的なことなのですが、ここで水分の温度に注目したいと思います。

ダイエットや健康に良いからと、最近白湯を飲む女性が増えてきました。しかし、マラソン選手の水分補給を見習うと、大量に汗をかいた時は冷たい水を摂っています。

実は内臓を冷やすからと避けられている冷水ですが、吸収される早さはNo.1! しっかり温まって汗を大量にかいた後は、できる限り迅速な水分補給が必要なため、冷たい水を摂るようにしましょう。

 

いかがでしたか? 入浴のポイントを抑えておけば危険を回避できます。まだまだ寒い時期が続きますので、温度をぜひ気にしてみて下さいね。

 

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【参考】

住まい方などに関する情報提供 – 宮崎市 official Web Site

入浴事故実態調査報告書  – 山形県庄内保健所保健企画課