知らないと損する和食のマナーと美しい食べ方【前編】

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日本料理の大きな特徴は、フレンチなどの西洋料理と違って、食器を持ちあげ、魚の骨を外し、お箸を持ったり、置いたり、といろいろなマナーがございます。先日はお箸の扱いについての記事を書きました。

箸同様、器の扱いにも気を配りたいものです。日本料理には、食器を見て楽しむことも大事な要素。高級なお店になると、名のある食器や調度品を使っている場合もありますので、丁寧に作法を守って食事をするようにしましょう。

 

日本料理をいただくときに「あれ?これはどうやって食べたらいいのかしら…」と迷った経験はありませんか? 普段、何気なく食べている料理ですが、振り返ってみると、知らないマナーがあるかもしれません。

 

そこで今回は、2回に分けて美しい和食の食べ方についてご説明します。

■持ち上げてOKな皿

胸元まで持ち上げて食べるところも、日本料理ならではの特徴です。ご飯茶碗、お吸い物やお味噌汁のお椀、小鉢などは手にとっていただきます。

その時にはお箸の使い方に注意しましょう。食事の途中でお椀を持ち上げるときは、必ず箸を置き、両手で取り上げます。

そして右手を離し、左手でしっかり持ってから箸を取ります。蓋を取る場合は、左手でお椀を支え、右手で取ります。それから蓋を裏返して両手で持ち、お椀の右側に置きましょう。膳に乗っている場合は、膳の外に。

食べ終わったら、元に戻します。

 

■持ち上げてはいけないお皿

お刺身のお皿や煮もの、焼き物、揚げ物の器は持ち上げてはいけません。

お椀のものを食べるときは、まず箸を置き、両手で椀を取って左手に預けます。そして右手で箸を上からつかんで取り上げ、器を持ったまま左手の指にかけ、右手を箸の下に回して持ち直します。

頂いた後は、箸を置いてから両手でお椀を置きましょう。

 

お料理を美しく食べるコツはいろいろありますが、私は指先と箸先が一番大事だと感じています。自宅で一人で食事をするときに、ときどき自分の前に鏡を置いて確認しながら食べてみるのもおすすめですよ! 次回は実際のお料理の食べ方のお話をしたいと思います。お楽しみに!