そのまま食べるより何倍も体にいい「野菜の食べ方」5つ

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女性ならほとんどの方が積極的に食べる、野菜。そんな野菜をもっと体に好影響に食べる方法を、管理栄養士でフードコーディネーターの高下容子さんに教えていただきました。

野菜はそのままサラダとして食べるだけではなく、いろいろな料理と組み合わされます。今回は注意したい組み合わせ方、さらにオススメの組み合わせ方をお伝えします。

 

■1:トンカツにキャベツの千切りは効果的!

トンカツ定食には必ずついてくる、キャベツの千切り。これにはとても大きな意味があると、高下さん。

「キャベツをたくさん摂ろうと茹でキャベツにする人もいると思いますが、キャベツにはビタミンU(キャベジン)が含まれて胃壁を守る働きがあります。

生のキャベツとトンカツを一緒に食べると豚肉の酸化を抑えて胃もたれを防ぎます。ところがキャベツは加熱するとせっかくのビタミンC・Uは減少します。トンカツには生のキャベツがベストですね」

なるほど! 定番になる人気料理には味だけではなく、健康面でのおいしい効果も考えられていたんですね。

 

■2:ほうれん草のあえものに“ゴマ”を

副菜の定番料理ほうれん草のゴマ和えにも、実はちゃんと体にいい理由がありました。

「ほうれん草には、ビタミンAとCが豊富です。これにビタミンEが豊富に含まれているゴマを足すとほうれん草とゴマでビタミンACE(エース)が摂れます。ビタミンACEは、抗酸化作用・免疫力がアップして美肌・アンチエイジングにも効果があります」

 

■3:小松菜のおひたしには“きのこ”を

さらに小松菜のおひたしについては、今までは別のものを使っていた方もぜひ参考にして。

「小松菜にはカルシウムが豊富に含まれます。カルシウムの吸収を高めるビタミンDの豊富なきのこと合わせるとイライラを静め、さらに骨粗しょう症・不眠の予防&改善にも効果的です」

野菜を最大限生かす組み合わせにするだけで、美肌効果や不眠の解消まで……。幅広くうれしい影響を体に感じることができますよ。

 

■4:ご飯には山芋をかけて消化をアップ

ダイエットのために炭水化物のご飯を避けていた方には、ちょっとお得な情報です。

「山芋には、消化酵素と体力回復効果のある酵素アミラーゼとカタラーゼを含むので、肉体疲労や胃腸が弱まった時に効果的ですが、これらの酵素は熱に弱いので火を通すより生がおすすめです。

特に玄米や麦めしは、ビタミン・ミネラルが多く栄養価は高いけど消化が悪いのです。そこに山芋のとろろをかけると山芋の優れた消化酵素により、ご飯の消化を良くします」

体調不良のときにも効果的なのだから、これはうれしい!

 

■5:大根や人参&キュウリ入りサラダには酢やレモンをプラス

食べ物同志が、互いの栄養素を壊し合ってしまうような相性の悪い組み合わせもあります。それを回避する方法は、別々に食べるという選択以外にもありました。

「大根にはビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富に含まれています。生のまま食べるのが効果的なのですが、生の人参やキュウリにはアスコルビナーゼという、ビタミンCを壊す酵素が含まれています。

熱を加えたり、酢やレモン汁を加えるとその働きを抑えられるので酢の物にするか、酢やレモン汁を入れてドレッシングを作るとか(入っているドレッシングを選ぶ)すると良いです」

酢やレモンなどすっぱいものは美容効果などもあるため、たっぷりに摂りたいですね。

 

単品で食べるだけではなく組み合わせも少し変えるだけで、その食材の持つ良さがしっかり出せます。料理をする際はぜひ“プラス”することをお忘れなく!

 

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【取材協力】

※ 高下容子・・・管理栄養士。病院で15年勤務後、現在は企業の社員食堂に勤務のかたわら、食育・講演・料理教室なども開催。

管理栄養士の他、中学校教員(家庭)2種免許・国際薬膳食育師・フードコーディネーター・ジュニア野菜ソムリエなどの資格を持ち、ブログで予防医学や食事・健康・アンチエイジング・免疫力アップなどを発信。スポーツ好きで、フルマラソン完走・富士登山登頂も経験。日々挑戦、女子力アップ!が今年の目標の年女。

ブログは、『管理栄養士コーゲヨーコのバランス喰楽部』。食を通じた美容・肥満防止などの情報サイト『ミールプラザ』で栄養についての相談も受付中。