富山県民のお尻が危険!温水洗浄便座の衝撃実態が判明

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日本人なら使った事がない人がいないほど普及している温水洗浄便座。

実は、全国消費実態調査(家計資産を5年ごとに調査しているもの)の最終統計(2009年)によると、温水洗浄便座の普及率が全国一高いのは富山県で81.9%ということがわかりました。 

8割もの人が持っているとなると、かなりの普及率ということがわかりますよね。今や、家庭だけでなくデパートや駅トイレまで温水洗浄便座がついていることが増えてきました。

こんなに日常的に接することが多いが故、その安全性が気になりませんか? 今回は、意外と知らない温水洗浄便座の安全性について見ていきたいと思います。

 

■温水タンクに菌が発生することが判明

東海大学の松木秀明教授と片野秀樹研究員らの調査により、温水洗浄便座の温水タンク内では細菌が繁殖しやすいということが判明しました。

調査は、民家80か所、公共施設28か所行われ、公共施設では水道の水質基準の10倍、民家ではなんと約31倍の一般細菌が検出されました。民家では4か所から大腸菌群が見つかり、うち1か所では緑膿菌も確認されました。

松木教授から

<健康なら問題ないが、おしりなどに病気のある人は注意が必要>

という指摘がありました。 

 

■どうして菌が繁殖するのか?

原因は貯水タンクの水の加温。水道水を約30~40度に加温すると塩素が蒸発します。

その中に、ノズルのすき間などから侵入した細菌が繁殖してしまったと考えられています。とくに民家では使用頻度が少ないため、タンクの水の入れ替わりが頻繁に行われないことが影響しているとのこと。

 

■緑膿菌って何?

緑膿菌とは自然環境中に存在する常在菌の一種です。健康な人に感染することはほとんどないのですが、免疫力が弱っていると感染症を引き起こすことがある危険な菌です。

例えば緑膿菌が腸に入ってしまうと、“緑膿菌腸炎”になり、腹痛や下痢などの症状が起ります。

 

■細菌を繁殖させないおすすめ使用方法2つ

(1)長期間使わないことがないようにする。また、旅行などの際は必ず電源を切る

(2)長期間使用していなかったときは、お尻に当てる前にしばらく放水してから使用する

松木教授も指摘している通り、お尻に傷などがあるときはとくに注意したほうがよさそうです。

 

とはいえ、温水洗浄便座には専用タンクに貯めた水を温めて使う“貯湯式”と、使用時に水を瞬間的に温めて使う“瞬間式”があり、今回の指摘は貯湯式の場合のみです。

近年はタンクのない瞬間式が主流とのことなので、自宅の便座のタイプをよく調べてみる必要もありそうですね。

 

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【参考】

※ 平成21年全国消費実態調査 – 総務省

話題の耐性菌感染症 日本記者クラブ講演会 – 東邦大学医学部微生物・感染症学講座 舘田一博