島根県の出雲そばが「最も体にいいそば」1位に選ばれる

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クリスマスも終わり、街はお正月ムードに姿を変えてきましたね。

今年一年の締めくくりには、毎年きまって「紅白歌合戦を観ながら年越しそばを食べる」という方も多いはず。そばはGI値が低く、そばに含まれるルチンは血流を良くしてくれる上、鉄分やマグネシウムなどの栄養素も豊富だということは、周知の事実ですよね。

そこで今回は、“日本三大そばのうち最も体にいいものランキング”を、管理栄養士の柴田真希さんに教えていただきました。是非年越しそばを食べる時の参考にしてくださいね。

 

■3位:わんこそば(岩手県)

お椀に放り込まれる一口量のそばといえば、わんこそば。食べた椀の数を競い合うわんこそばはたくさん食べることが目的なので、そばつゆは美味しくても飲まない、そばはあまり噛まない、薬味はむやみに食べない……という、消化にとってはおすすめできない食べ方をしてしまいます。

同じおそばでも美しくなるためには消化を促し、栄養補給もできる薬味をたっぷりとのせて、ゆっくりよく噛んで食べたいものです。

 

■2位:戸隠そば(長野県)

戸隠そばは、そば粉の甘皮を残したままの挽きぐるみのそば粉を使用します。中にはより栄養豊富な玄そばまで使う事もあるんだとか。

ざるに“ぼっち盛り”と呼ばれる独特の盛り付けをするのですが、海苔をかけないのが決まりです。薬味には消化に良い“戸隠大根”と呼ばれる辛味大根を使います。

そばが出てくるまでには自家製の漬物が出されることも多く、発酵食品を食べる前に摂れるのがいいですね。

 

■1位:出雲そば(島根県)

出雲そばは、そばの実を殻ごと挽くため、普通のお蕎麦に比べて麺の色は黒っぽいのが特徴。

外側の黒い部分には、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をはじめ、旨みを作る成分が豊富に含まれているので香りが高く、コシも強いと言う事なしです。

三段の丸い漆器にそばを盛って出す割子(わりご)そばや、茹でたてのそばを水洗いせず、釜や鍋から麺を直接器に入れてつゆや薬味を使って食べる、釜揚げそばといった食べ方があります。

洗い過ぎは栄養までも落としてしまうので、釜揚げそばだともれなく栄養を摂ることができますし、最後に蕎麦湯を飲むのも良いとのこと。

鰹節、刻み海苔、ねぎなどの薬味をつけることが多く、おろし大根は定番です。おろしたての大根はジアスターゼが豊富で消化をうながしてくれます。

 

いかがでしたか? 日本三大そばの中で、美容と健康にいいランキングをお届けしました。どんなに栄養素が豊富なそばでも、その食べ方が一番大切だということも分かりましたね。

そばの花は9月に咲き、実は10月になります。栄養豊富な新そばを挽きたて、打ちたて、茹でたてで堪能できるこの時期。美味しいそばと共に年越ししたいですね。縁起物でもあるそばを食べて、来年も細く長く、美容と健康を一緒に探求していきましょう!

 

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【取材協力】

柴田真希・・・管理栄養士。(株)エミッシュ代表。

女子栄養大学短期大学部卒業後、集団給食、栄養カウンセリング、業務用冷凍食品(デリカ)の企画・開発・営業などの業務に携わる。NHKお料理コーナー『かんたんごはん』の番組出演はじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムの掲載と、雑穀・フードコーディネーターとして幅広く活動中。