体に悪いからNG!夜遅くに絶対食べちゃいけないもの5つ

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「夕食は20時までに食べたい!」そう思っても、仕事が忙しい女性にとって、毎日20時までに食べるって現実には難しいですよね……。

実際、厚生労働省の国民栄養調査の結果を見ても、21時以降に食事をしている人は、20歳代の女性の20%以上、同男性が30%以上、30歳代の女性が10%以上、同男性が35%もいることが分かっています。

ダイエットの妨げになるとは分かっていても、「仕方ない」と諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、帰宅が毎日遅くなくても、ふと深夜にお腹がすいて何か食べたくなるときって、誰しも一度はありますよね。そこで、「食べるのは我慢できなくても、夜遅くにこれだけは食べちゃいけないものがある」と言うのは、現役医大生でWebライターの朽木誠一郎さん。

例えば、甘いものや脂っぽいものを夜遅くに食べると、ダイエットの妨げになることはご存じかと思いますが、実はこれらはダイエット面だけでなく、美容や健康のためにもよくないのだそう。

今回は、朽木さんに“夜遅くに食べちゃいけないもの”と“どうしても夜遅くに食べてしまうときのポイント”を伺いましたので、ぜひ知っておきましょう。

 

■夜遅くに食べちゃいけないもの5つ

(1)濃い味付けのもの

濃い味付け、つまり塩・しょうゆ・味噌・ソースなどが豊富な、塩分が多い食事は控えるべきです。人間の体にかぎらず、自然界では濃いものと薄いものが接すると、それをなるべく均一にするように働きます。

塩分の多い食事が吸収されると血液中のNaやClの濃度が上昇し、身体から水を奪って尿量が多くなります。水を多く飲むようにもなるので、夜中にトイレに起きることにもつながり、結果的に睡眠の質が低下してしまうでしょう。

(2)大量の牛乳やハーブティー

牛乳に含まれるカルシウムやトリプトファンに、寝付きを良くする作用があるとする報告は多く、また、ハーブティーにも一定のリラクゼーション効果があると考えられていますが、落とし穴は飲み過ぎです。

水分の過剰摂取は、当然夜中にトイレに起きることにつながります。また、水分を摂り過ぎたけれど大丈夫か、というような不安が寝付きをかえって悪くすることも。

(3)甘いもの

これは、ダイエットの大敵だというイメージがあると思います。その理由を医学的に分析すると、甘いものを就寝前に摂取するのと、たとえば就寝3時間前に摂取するのでは、その3時間分に消費されるべきエネルギーが、そのまま貯蔵に向かうことになるためです。

でも甘いものは、ダイエットの妨げになるだけではありません。健康に良いホルモンの邪魔もしてしまうのです。食後の血糖値が高くなり、そのままの状態が続くと、網膜や腎臓、末梢神経にダメージを与えます。

さらに成長ホルモンという、筋肉を作ったりや骨を成長させたりして、脂肪を分解する働きのあるホルモンの分泌を、阻害してしまうためです。

(4)脂っこいもの

脂っこい、つまり脂肪の多い食事は、含まれるエネルギーが多いだけでなく、消化に時間がかかり、血糖値が高い状態が長く続くことにもなります。翌朝の胸やけにもつながるので、就寝前は控えたほうが良いでしょう。

(5)アルコール

また、アルコールを飲んで眠ると眠りが浅くなる、とよくいいますが、それは、アルコールの中枢神経抑制作用によるものです。

アルコールを飲むと興奮するように感じますが、実は神経系はオフの状態になります。そのため、寝付きはたしかに良いと感じるでしょう。

しかし、アルコールの抑制作用は麻酔とは違い、短時間ですぐに抑制が解除され、解除後は興奮にアクセルがかかることが知られています。眠りが浅くなるのはそのためです。

 

■夜遅く食べるときのポイント

では、夜遅くにどうしても食べたいときには、何をどのように食べたらいいのでしょうか? ポイントは2つあります。

(1)噛む回数を多くする

噛む回数を多くすることで、満腹感を感じやすいことはよく知られていますね。

噛む回数を増やすには、弾力の大きいもの(干ししいたけ・油揚げ・こんにゃく・いか・たこなど)、食物繊維が豊富なもの(ごぼう・たけのこ・きのこ・海草など)を食べるのがポイントです。

夜食には、煮物やスルメがよさそうです。

(2)消化の良いものを食べる

消化がよければ、血糖値が急激に上がることも、消化不良をおこすこともありませんから、おかゆやよく煮たうどんなどをチョイスするといいかもしれません。

 

夜遅く食べちゃいけない理由は、太りやすいだけでなく、健康面においても良いことではないからなんですね。ですから、どうしても夜になってしまう場合は、上で紹介したように、噛む回数を増やすなど工夫をしてみるといいかもしれません。

 

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【取材協力】

※ 朽木誠一郎・・・現役医大生。医学部で学んできた知識をもとに、最新の医学ニュースをわかりやすく紹介することを得意とする。医師兼ライターを目指し、日本の医療の課題や展望を現場から発信することを目指し、日々勤しんでいる。

 

【参考】

※ 国民健康・栄養調査結果の概要について – 厚生労働省