恐怖!コラーゲンは減少より「劣化」が問題だった

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“就活”“婚活”から、“朝活”まで、色々な活動がありますよね。でも、みなさん“コラ活”は実践できていますか?

“コラ活”とは、コラーゲンを正しく理解し、大切にする美容活動を総称したもの。2012 年7 月より、化粧品メーカー『リサージ』の マーケティング部田村玲子氏を代表に、『コラ活実行委員会』が発足しました。

田村さんによると、「女性の自分磨きの一環である“コラ活”を広げることで、一人ひとりが本来の魅力を最大限に引き出し、素肌力を向上させるため実践(食事、スキンケア、運動、マッサージなど)のお手伝いをしていきたい」とのこと。

ではまず、コラーゲンに関する意外なデータを見ていきましょう!

 

コラーゲンを正しく理解している人は、ほんの少しだけ!

『コラ活実行委員会』が行った調査で、「美肌と聞いて思い浮かぶ成分は?」と質問したところ、1位「コラーゲン・・・(46.5%)」、2位「ヒアルロン酸・・・(27.8%)」、3位「ビタミン類・・・(12.4%)」という結果になりました。“美肌=コラーゲン”を推す方が圧倒的に多いようですね。

 

しかし、コラーゲンに対する正しい知識はない方が多いようです。実際に「肌のコラーゲンの量で正しいのはどれですか?」という質問で、年齢による正しいコラーゲン量の変化を答えられたのは、たったの6.3%でした!

肌に良さそうなイメージはあるものの、どのように取り入れたらよいのかわからないといった状況であることが浮き彫りとなりましたね。

 

コラーゲンは、実はほとんど減らない!?

このように実際は、コラーゲンは実はみんなが思っているよりも減らないことがわかりました。

東京農業大学・応用生物科学部教授の大石祐一先生も、以下のようにお話しています。

<加齢によってコラーゲンの量が減少していくのはよく知られています。この加齢による減少を食い止めるのは難しく、ある程度は仕方ないと捉えるべきでしょう。

ただし、減少の割合は皆さんが考えているほど劇的なものではなく、ピーク時から10%程度の減少です。比較として、肌の保水に大きな役割を果たすヒアルロン酸についてみると、生まれたときに比べると、40代半ばから50代には半分くらいに減るといわれています。

コラーゲンの減少の割合はさほど大きいとはいえません。コラーゲンの代謝は非常にゆるやかで、半減期は何十年ともいわれています。歳をとると、合成と同様に分解も遅くなり、そのため、架橋のかかり過ぎた古いコラーゲンが残りやすくなります。古いコラーゲンをきちんと分解してあげることが、新しいコラーゲンの合成につながるといえます。>

 

コラーゲンは、年齢を重ねても意外に減らないので、あまり過剰に心配する必要はありません。“減少”よりも“質の低下”が問題なのですよ。

そこで次回は、良質なコラーゲンをキープしていくための商品や活動をご紹介します! 正しいコラーゲン知識を得て、美肌を目指しましょう!

 

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【参考】

美容に関する意識調査 ‐ コラ活実行委員会

※ コラーゲンを、もっと元気に! ‐ コラ活実行委員会

 

【取材協力】

※大石祐一・・・1962年東京生まれ。東京大学大学院修了。専門分野は、栄養化学、皮膚科学。研究テーマは栄養、ホルモン等の皮膚への影響など。おもな著書に『健康栄養学』(共立出版)、『タンパク質・アミノ酸の科学』(工業調査会) などがある。