「ビタミンE摂りすぎると骨折れる」驚愕の事実が明らかに

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美人がこっそりCからEへ移行しているもの……といえば? そう、ビタミンです!

しかしみなさんは人気のわけをご存じでしょうか。

「ビタミンは大量摂取しても余った分は排出されるし、とにかく多めに摂るのが正解?」と、ビタミンCと同じイメージを持っているあなた。危険です。まずはビタミンEのおさらいから。

若さビタミンの異名をもつ、アンチエイジングの主な理由は3つ。

 

■ビタミンEのアンチエイジング効果3つ

(1)血行促進

(2)抗酸化作用

(3)免疫力アップ

美容の大敵、活性酸素が発生しないようサポートするなど、老化の原因になる要素を取り除く働きがあることから、近年最も売れているサプリメントとして普及しました。

全身に新鮮な血液を送り込むのに必要な成分でもあるので、冷え性や肩こりの方にも効能あり。また、女性ホルモンに似た働きをすることで更年期障害を緩和、更年期に不足しがちなホルモン分泌を助けてくれる、まさに女性の味方成分なのです。

いいところだらけでは!?とドラッグストアへ走ろうとされた方、ちょっと待ってください。実はビタミンEの過剰摂取が骨粗鬆症の原因になるという驚きの研究結果が慶応義塾大学医学部より発表されました。

 

■これまで不明だったビタミンEの骨影響が明らかに

研究の背景には、我が国における高齢者の骨粗鬆症患者の多さと、それが原因で起こる寝たきり病態のメカニズムの解明がありました。

その結果、アメリカでは人口の約10%が摂取しているメインサプリメントが、健康にどんな影響を及ぼすか、これまで不明だったビタミンEが骨に及ぼす影響を明らかにしたという画期的な発表となったのです。

ここで注意したいのは、骨にも新陳代謝があるということ。

骨細胞という小さな細胞の周りにコラーゲンやアパタイトを蓄えてできる骨。皮膚や軟骨など弾力のある部分に多く含まれるコラーゲンは、骨に弾力を与えて折れにくくします。

堅い組織の原料となるアパタイトは、カルシウムを含んだ物質で、骨芽細胞という骨細胞のもとになる細胞がアパタイトを貯め込んでできるのが骨。

成人は1年間で5~10%の骨組織が新しく生まれ変わります。古い骨組織を溶かして吸収するのが破骨細胞。

研究では、マウスとラットに人間がサプリメントとして服用しているビタミンEに相応する量のビタミンEを添加したエサを8週間投与するしました。

すると破骨細胞による骨の吸収が進み、骨量が減少。骨粗鬆症を発症したというのです。この結果を踏まえて、 同大学では骨の健康にも配慮した適量の摂取を呼びかけています。

 

体に必要な栄養素であることには間違いありませんが、過剰摂取は禁物。健全な食生活から賢く摂取することを心がけたいですね。

「じゃあ、一体どうやって摂取するのがいいの?」と思ったあなた。ご安心ください。次回はビタミンEを多く含む食材を使った、簡単即席レシピをお伝えします。

 

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【参考】

※ ビタミンEの過剰摂取は骨粗鬆症を引き起こすことを発見 – 慶應義塾大学医学部