「水の飲み過ぎ」で死に至る?意外とヤバイ夏の水分補給

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

近年ぞくぞくと増えているのは、マラソンによるダイエット。道具なども特に要らず、すぐに始められるスポーツということが人気の理由のようです!

しかし、その気軽さゆえに、ウォーミングアップやクールダウン不足が目立ちます。

マラソンをする前にはストレッチを十分に行ってからしましょう。また、夜間であっても熱帯夜が続いていますので、熱中症には十分気をつけなくてはいけません。

マラソンによって、大量に汗をかいた場合には、どのような水分補給をするといいのでしょうか。

汗をかいたからといって、単に水がぶ飲みすると余計に汗が出て、電解質不足になって深刻な熱中症になる可能性があるんです!

 

■大量に汗をかいた場合の正しい水分補給法は?

スポーツの世界では、水分補給の重要性が知れ渡り、“のどが渇く前に飲む”ことが大切とされてきました。

しかし、ここで、体が欲する以上の水を飲むとどうでしょうか。スポーツ前に水のかぶ飲みをすると、“とても危険”なのです!

必要以上に水を飲んでしまうと、“低ナトリウム血症”となって手足が痙攣し、場合によっては救急車で運ばれるというケースもあります!

 

■のどの渇きを感じてから水を飲む!

低ナトリウム血症は、体内のナトリウム量は変わらないのに水分量が過剰に増えて起きる病気です。

以前、マラソン選手が大量の水を飲むことによって、血液中の塩分濃度が急に薄まってしまい、レース中に倒れた人という人もいました。

重症になると、意識障害や心臓の異常を起こすこともあるので、非常に危険! つまり、”のどが渇く前に飲む”のではなく、“のどに渇きを感じてから飲む”という方法で十分です。

大量に汗をかいた場合には汗に匹敵する水分をとりましょう。水は、一度に大量に飲むのではなく、まずコップ1杯(200ml~250ml)の水分を1時間に2~4回に分けて補給するようにしましょう。

 

■飲み方には、ひと工夫を!

そして、もうひとつ大切なことがあります! マラソンランナー用に途中で配られる飲料はほとんどが、水のみなんです。

大量の汗とともに水分と塩分を失った身体に、水分だけが補給されると、血中の塩分濃度が低下し、熱中症を加速させてしまいます。

たくさん汗をかいたときは、適度の塩分を補いましょう。

 

■大切なのは、温度と塩分濃度と糖分濃度の3つ

スポーツドリンクもオススメですが、甘くて飲みすぎてしまう傾向にあります。スポーツドリンクを約3倍に薄めて飲み、梅干しなど塩分を含んだものを補うといいいでしょう。

WHOが推奨している“経口補水液(ORS)”は甘みが少なく、飲みにくい印象ですが、スポーツには最適です。

・塩分濃度・・・0.1~1.3%

・糖分濃度・・・1.0~3.0%

という条件を満たしているからです。温度は5℃~15℃くらいがいいでしょう。 また、糖分は、塩分の吸収を早めます。

 

熱中症には気をつけて、健康的にマラソンダイエットに臨みたいですね!

 

【関連記事】

※ 当てはまると危険!熱中症になりやすい人の特徴まとめ

※ 節電時に覚えておきたい熱中症対策で摂るべき成分10個

※ 熱中症対策として話題の「塩」はお風呂に入れてもイイ?

※ ダイエット中は熱中症になりやすい!? 意外な事実とその対策

 

【参考】

※ [特集]熱中症予防 マラソン編 tenki.jp×So-net×@nifty 合同企画 – So-net