誰でも簡単にできる!突然の雨を事前に察知する方法3つ

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「梅雨っていつまで?」と聞かれて、「梅雨が終わりを告げる大暑の7月22日頃までだよ」と答えると、驚かれることが度々あります。

梅雨の期間がおよそ1ヶ月以上もあるイメージはないのかもしれません。

確かに、過去30年間の統計による東京の天気出現率を見ると、梅雨の期間を通して雨の出現率は高いのですが、もっとも雨の出現率が高い時期は6月後半であると言えるのです。

そして、7月7日の七夕を過ぎた頃からは、雨と同様に晴れやくもりの日が増えてくることが分かります。

 

■誰でも簡単にできる! 天気予報に挑戦する方法

このように、私たちは“体感的に天気の移り変わりを知っている”のです。天気に関する言い伝えやことわざの例はたくさんあります。

例えば、“朝焼けは雨、西風は雨上がり”、“夏の夜涼しければ晴れ”ということわざ。これは、風と気温の様子を観察した先人の知恵です。

また、生き物の様子を観察して作られたことわざもあります。“猫が顔を洗うと雨”、“ツバメが低く飛ぶと雨”などです。本当のところは、的中しないことも多いのですが、

それでも、空を見あげることは“明日の天気を予想する第一歩”といえます。

ツバメが低気圧が近づく日に低いところを飛ぶのは、湿度が上がってエサとなる小さな昆虫が地面近くを低く飛ぶようになるためなのです。

また、猫が顔を洗うのは、湿度上昇とともにヒゲの感度が鈍らないようになでるしぐさから来ていることわざです。

専門的な知識がなくても、ちょっと周囲の様子を見渡したり、空を見上げることで、自分で天気が予想できることがあります。

この機会に、明日の天気を読む力を磨いてみてはいかがでしょうか。

梅雨の時期も終わりに近づくと、豪雨など激しい雨となることが多くなります。そこで、ここでは簡単に“突然の雨や雷雨を察知する方法”を教えます。

 

■突然の雨となる前ぶれ3つ

(1)ボコボコ雲が見える

激しい上昇気流と下降気流が入り乱れていると、雲の底は滑らかではなく、凸凹しているんです。

雲の底に凹凸があるような場合は、上空に雷雲が発生している状況と言えます。激しい雨や雷には注意して下さい。

(2)黒い雲が広がる

雲が黒く見えるということは、空気中の水蒸気の量が増えて、雲が厚みを増したということです。厚みを増すと、光が雲を通る際にたくさん屈折されて、黒く見えます。

つまり、すでに曇り空の場合でも、黒い雲が広がるタイミングがわかれば、強い雨がいつ降り出すのかがわかります。

(3)風がヒンヤリする、または風が強くなる

雨雲の下では、強い上昇気流(上空に向かって吸い込まれる風)が発生しています。

こうして、地上の風は四方八方から勢いよく雷雲に向かって集められ、風が強く感じることがあります。強い風は、雨雲接近のサインです。

また、雨雲から落ちてくる雨粒が蒸発する時に、周りの空気を冷やします。この冷やされた空気は、雨雲の四方八方に噴き出します。

このため、雨雲が近づく前に、ヒンヤリした空気がやってくるんです。つまり、ヒンヤリ空気もまた雨雲接近のサインです。

 

残念ながら、現代の予報技術では突然の雨や雷雨など小さいスケールの現象は十分に捉えることができないために、予測できないこともあるのです。

自分の身を守るために、自分で天気を予測する方法を知っておくことはとても大切なことです。