日本人が外国人のような「イイお尻」になれない理由7つ【前編】

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欧米人のお尻はハリがあって位置も高いので、脚も長く見えますよね。そのため、「あんなお尻になりたい!」と憧れる女性は多いのではないでしょうか。

しかし、なりたいからと言って、“お尻の筋肉ばかり鍛える”なんて残念なことをしてはいけません。実は、お尻の筋肉を鍛えているだけではあのようなお尻にはなれないのです。

そこで今回は、前後編でその理由を7つお伝えしていきます。まず前編では、なぜこんなにも体つきが違うのかという疑問を解消すべく、“欧米人との体つきの違い”について3つご紹介します。

 

■1:骨盤の傾きが違う

昔からの生活スタイルの違いで、横から見た日本人と欧米人の“骨盤の傾き”にかなり違いがあります。

農耕作業の多かった日本人は、欧米人と比べると骨盤が後傾しています。欧米人は逆でどちらかというと前傾気味です。骨盤が前傾していれば、おのずとお尻の位置も上がってきます。

■2:股関節の向きが違う

欧米人の股関節は外側(外旋)に位置しています。本来、股関節は外旋ではまっていることで、体は安定するようにできているため、内旋ではまっていると、体が安定せずに股関節周りの筋肉や靭帯を固くします。

その結果、お尻の筋肉が固まって柔軟性も減り、老廃物が溜まった結果、垂れてきます。日本人のお尻が垂れているのはこのような理由もあるのです。

■3:大腰筋の太さが違う

欧米人は大腰筋(だいようきん)が日本人よりも太く、太さも二倍近く違うのだとか。この大腰筋は、背骨と両足の付け根を結ぶ筋肉です。

ここが鍛えられると、腰椎が前湾するので、結果的にお尻も上がります。また、この大腰筋と連携している腸骨筋(ちょうこつきん)というものがあります。

これも大事で、腸骨筋は骨盤と足の付け根を結んでいます。つまり、欧米人は日本人よりもこれらふたつを上手く使って歩くので、必然的にここの筋肉が発達して、いいお尻になっているというわけです。

 

いかがでしたか?

欧米人は、上記のような体つきだからお尻が上がっている、ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

もちろん、ここで諦めてはいけません。ケアすることも大切です。しかし、ヒップアップには、見えないところのケアも必要になってきます。

では、日本人の生活スタイルの中で、どのようにケアしていったらいいのでしょうか? 後編では、“骨盤が後傾”になる、やってはいけないNG姿勢をご紹介します。

 

【参考】

川田順造(2011)『ヒトの全体像を求めて』 人類学研究所