ストレスに「強い心」を作るために摂るべき栄養素3つ

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五月に入って、なんとなく身体の不調を感じていませんか?

新社会人や新入生がなりやすいと言われる、五月病。新年度の四月は新しい環境に期待して、やる気もあります。でも、新しい環境に慣れようと頑張ることは、意外ととてもパワーを使っているのです。

GWが明けたころ、蓄積された疲れはストレスとなって、体や心に様々な不調を感じさせることがあります。これが、いわゆる五月病です。

ただ、この五月病、新入社員や新入生だけに限りませんよね。それは、五月病になる原因のひとつに、気象条件も影響しているといわれているからなんです。

 

■五月病の原因だといわれている気象条件ふたつ

(1)日照時間が増加するから

五月はまさに春本番。冬に比べて、ぐっと日が長くなります。その日照時間は、夏本番の八月と同じ長さです。環境が大きく変わると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れやすくなります。

(2)一日の気温差が大きいから

五月は、日中は晴れて初夏のように暖かいのに、夜になるとぐっと冷え込むといった、日中と夜間の気温差が大きくなりやすい時期。大きな気温差は身体への負担となり、ストレスへとつながります。

 

■強い心を持つことで春のストレス対策になる!

では、春のストレスにはどのように対策すればいいのでしょうか? 気象条件がストレスにつながっているということは、「ストレスを感じない人は存在しない」と言えます。

それでも、「ストレスを感じない」と答える人もいますよね。もともとの性格でしょうか? いいえ、違います。それは、“ストレスに強い心”を持っているからなんです。

新宿溝口クリニック院長・溝口徹氏の著書『「女性の脳」からストレスを消す食事』によると、ストレスに強い心は「栄養療法によって作ることができる」そうです。

ストレスを感じると、私たちの脳は、大量の脳内ホルモンが必要となり、多くの栄養素が消費されます。

そのときに、脳に必要な栄養素がたっぷりと供給されていると、ストレスによる消費を補うことができるので、脳内バランスを保つことができます。バランスがとれた脳は、感情のコントロールが上手にできるようになる、というわけです。

反対に、充分な栄養素がなく、脳内バランスが乱れると、精神的にやる気が出ないだけでなく、睡眠が浅くなったり、仕事に集中できなくなったりと、身体的なストレス症状が現れます。

食事やサプリメントなどによって、しっかりと栄養が補給されていれば、ストレスに対して、心の防波堤が高くなるという考え方が溝口氏のいう“栄養療法”です。

 

■心を強くしてくれる栄養素3つ

それでは、具体的にはどんな栄養素がいいのでしょうか。“心を強くする”のに必要と言われる栄養素は、以下の3つです!

(1)タンパク質

(2)鉄

(3)ビタミンB群

ストレスを感じた脳は、タンパク質とビタミン、ミネラルを大量に消費します。この中で、女性にもっとも不足しがちなのが、“鉄”でしょう。

月経前や月経中にはとくに鉄不足に陥ります。めまいや立ちくらみ以外に、腰痛や頭痛という症状も鉄不足の証拠です。

鉄を含む食材には、豚レバー、鳥レバー、ほうれん草、煮干、プルーンのほか、牡蠣、あさりの水煮缶、ひじき、切り干し大根、大豆などに豊富に含まれています。

女性が一日に必要な鉄の必要量は、2mgです。鉄は、肌のハリ、つまり若さに直結する栄養素でもあるので、この2mgを意識して摂ってみてください。

 

【五月病シリーズ】

※ 精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【1/3】

※ 精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【2/3】

※ 精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【3/3】

 

【参考】

溝口徹(2012)『「女性の脳」からストレスを消す食事』 三笠書房