花粉症対策用「マスク」実は高い物より安物が効果的だった

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前回の記事「驚愕!花粉症患者の6割以上が「多重花粉症」患者だった」で、花粉の飛散がおさまってきている今の時期こそ「“花粉症の後期治療”をすることで、来年の花粉症をグッと楽にする!」と、お伝えしました。

花粉症の症状がひどいのに“マスク”をしない方はいないと思いますが、自分でできる後期治療方法としても、マスクは有効。

花粉症に関して西洋&東洋医学の両面から詳しい、愛知医科大学客員教授で『アレジオ銀座クリニック』院長の呉 孟達先生も、「花粉が少なくなって症状が落ち着いてからも、鼻の粘膜の炎症は続いているので、しばらくはマスクの着用で保護することをオススメします。

しかし、マスクの選び方を間違っている患者さんが多いですね」とのこと! 単刀直入にいうと、マスクの選び方はなんと「安物が一番!」なのだとか。

そこで、あらためて呉先生にマスク選びのポイントを伝授していただきました!

 

■不織布の“衛生用マスク”を選ぶ

花粉の粒子の大きさは一定のため、マスクの網目の大きさによって、ブロックされるか否かが決まるそう。例えば、スギ花粉は30~40マイクロメートルに対し、マスクの不織布の網目は5マイクロメートルのため、まず不織布の“衛生用マスク”を選ぶことがポイント。

選び方のコツとして、たとえ表示をよく読まなくても、ノーズワイヤー(最近はプラスチックのものも有り)が入っているプリーツ式のマスクを選べば、まず衛生用の基準をクリアしているので安物でも大丈夫だそう。

 

■“サイズの合ったマスク”を選ぶ

マスクのサイズは非常に大切です! マスクをしていて一番避けたいのは、“すき間”。すき間があると、いくらマスクが花粉を通さない不織布であっても花粉が入りこんでしまうので、効果をなさなくなってしまいます。

また、最近は高級なマスクも薬局などで多く売られるようになりましたが、花粉とウイルスの対策は別物なので、マスクで呼吸が苦しいほどの高性能は必要ないとのこと。むしろ、無意識にマスクをずらしたり、外してしまうので、逆効果のこともあるそう。

ある程度呼吸にゆとりがあって、自分の顔の形に合わせられるマスクを選ぶのが一番です。

 

■マスクを外すときは“耳のひもから”!

マスクを装着するときは、プリーツやノーズワイヤーでしっかり顔に合わせて調整すると思いますが、「マスクの外し方は適当」という方も多いのではないでしょうか?

実は、マスクの付け替え方や外し方にもコツがあります! マスク本体をもって勢いよく外してしまうと、マスクの外側についた花粉が舞い上がり、一瞬で多くの花粉を吸い込んでしまうとのこと……。

そうなると、今までせっかく花粉を防いでいたマスクの役割も台無しです。マスクは“耳のひもからゆっくり外して、花粉が飛ばないように自分の体から静かに遠ざける”ということがポイントです。

 

外側に花粉が溜まるマスクは、こまめな交換も大切。そういった意味では、気軽に使い捨てできる“お徳用”のマスクの方が花粉症対策には適しているそう。

高級なマスクをケチケチ使うより、お手頃価格のマスクを頻繁に取り換えるほうが、ずっと花粉症対策に有効ということを、覚えていてくださいね!

 

【花粉症シリーズ】

※ 生トマトはNG?花粉症を悪化させる「意外な食べ物」12個

※ 魚や漬物がイイ?花粉症を緩和する「意外な食べ物」6つ

※ 思い込みは危険!今さら聞けない「花粉症対策の落とし穴」【掃除機編】

※ 思い込みは危険!今さら聞けない「花粉症対策の落とし穴」【鼻うがい編】

 

【参考】

アレジオ銀座クリニック