「お互い協力し合うカップルは長続き」研究で証明される

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結婚後1年はいわゆるハネムーン期。相手のすべてが輝いて見える期間ですね。

でも、このハネムーン期の長さは、現実の生活の具合と、現実の生活から来るストレスに対するパートナーの反応によって変化するとのことです。

倦怠期が早く来るか、一向に来ないかはどんなことに関わっているのでしょうか。

アメリカの全国紙『USA TODAY』のニュースサイトから、長続きするカップルの秘訣をお伝えいたします。

 

競争社会のアメリカでは、日々の生活のストレスが高まる中、唯一心を許せる相手である、パートナーの存在が重要視されています。

そのため、カップルの“長続き力”に強い関心が集まっています。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校で、1990年から新婚夫婦の研究を続けている臨床心理士のトーマス・ブラッドベリ氏は以下のようにコメントしています。

「ストレスのために、みんなが“誰が敵で、誰が味方なの?”ということを考えざるをえない状態になっています。ストレスはカップルへの試練です。

そしてこの試練から、カップルは自分達の関係が強いのかそうでないのかを、速やかに、そして明確に知ることとなります」

しかし、「新婚夫婦は、最初のうちはかなりハッピーですが、時とともにほとんどが、アンハッピーになります」と不吉な予言をするのは、テネシー大学心理学部准教授のジム・マクナルティ氏。

15年に渡って新婚夫婦を研究しており、大学では新婚夫婦の研究プロジェクトを率いている専門家だそうですから、当たっていそうで不吉さ倍増です。

 

結婚の最初の数年は、非常に不安定なものであると専門家は知っています。ブラッドベリ氏によると、離婚の多くは最初の数年で起きるとのこと。そのため結婚1年目のカップルに、研究者は興味深々なのだそうです。

「多くの場合、結婚当初にカップルは自分の教育過程を終え、引っ越したり子どもを持ったりします。多くのカップルが破綻します」とマクナルティ氏は言います。

そういう目で見られる新婚カップルは、とても迷惑だと思いますが、結婚が“長続きする秘訣”を研究されているのであれば、仕方がないかもしれません。

 

それにしても、長続きのポイントは何なのでしょう?

ストレスに対応して、結婚生活に満足するには、パートナーのサポートが欠かせないということが、研究で判明しました。

結婚サイトの研究開発部長で、社会心理学者のジアン・ゴンザーガ氏は602組の新婚カップルについて、2008年から2014年の予定で、アンケート、対面インタビュー、録画等の綿密な研究を進めています。

その中間報告の中で、ゴンザーガ氏は下記のようにコメントしています。

「あなたがどんなリアクションを返すかは、実はパートナーの言動に大きな影響を受けています。あなたの言動も、パートナーの言動に影響を与えているわけです。

パートナーをサポートする方法を使い分けていますか?

例えば、あなたが疲れ果てて、感情の整理をするためにもパートナーに話を聞いてほしいとします。パートナーがしっかり聞いてくれるとありがたいですよね。

でもそんな時に、アドバイスしてくれたり、解決法を見つけてくれたりするのはいいけれど、こちらの気持ちなんか、知ったことではないという対応をされるとどうでしょうか?

感情のサポートと解決のサポートは、どちらも大切ですが、きちんと区別しておきましょう。そうするとカップルの歯車がかみ合い、調和した関係を育てられるのです」

 

なるほど! このふたつのサポートをどちらもすること、そして使い分けることが、長続きするカップルの秘訣のようですね。

この結婚サイトの研究によると、新婚1年目に少なくともひとつの分野で、長期間に渡るストレスがあったと報告したカップルは、全体の39%だそうです。

長期ストレスの元になった分野は、義理の家族との関係と、仕事と経済関係がそれぞれ12%でした。

また、長期的で強いストレス下で、パートナーが協力的でない場合と、ストレスが弱く、パートナーが協力的な場合のカップル間の関係への満足度を比較すると、強ストレス・協力的でない場合は、満足度の低下が61%速いという結果が出ています。

それだけでなく、強ストレスの被験者だけを比較しても、協力的なパートナーがいる場合は、ストレスの影響が消えてしまったということも判明しました。

更に、結婚生活の最初から長期的なストレスを感じていたカップルは、そうでないカップルに比べて、夫婦関係への満足度が36%速く低下する傾向があるとのことです。

ゴンザーガ氏は下記のようにコメントしています。

「パートナーが自分の支えであると感じていると、そのことが、長期的なストレスの衝撃から自分を守ってくれたり、ストレスそのものが減少したりするのです」

 

いかがでしたか?

パートナーとの協力が心の支えになるだけでなく、協力があるとストレスそのものが減るというのはスゴイですね。

長続きするカップルの秘訣は、“お互いのサポート”ということのようです。

だとすると、ストレスはカップルの関係を悪化させるものというより、試練として、ふたりの関係を鍛えるものだと考えた方がいいのかもしれません。

相手をサポートすることで問題を乗り越え、素敵な関係と長続き力も手に入れてくださいね!

 

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【参考】

When the honeymoons over, which couples survive and why? – USATODAY.com