喫煙者がみかんやかぼちゃを食べ過ぎるのは危険だった!

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1月も半ばを過ぎ、いよいよ冬も深まってきました。

こうも寒いと、出かけるのも億劫になり、家の中で“こたつにみかん“でのんびりと過ごされている方も多いのではないでしょうか?

中にはみかんの食べ過ぎで、手が黄色くなってしまうなんて方もいらっしゃると思います。

 

■みかん食べ過ぎで手が黄色くなる原因は?

この、みかんの食べ過ぎで手や肌が黄色くなってしまう現象は、柑皮症またはみかん黄疸などと呼ばれており、原因はみかんやかぼちゃに含まれる“ベータ・カロテン”です。

ベータ・カロテンは体の中で必要な分だけビタミンAに変化するので、ビタミンAの過剰摂取を防いでくれるスグレモノで、普通はベータ・カロテンを過剰摂取しても特に問題はないとされています。

しかし欧米の研究で、喫煙者がベータ・カロテンを過剰摂取すると、肺がんリスクが高まる可能性があることが判明しました。

緑黄色野菜にはご存じの通り、ベータ・カロテンはもちろん、その他のビタミンや栄養も沢山含まれており、一日120g摂取することが厚生労働省でも推奨されています。

また、このベータ・カロテンには本来ならば抗がん作用もあるとされています。

ベータ・カロテンは非喫煙者にとっては美肌にもなれるし、体の中から健康になれる素晴らしい栄養なのですが、喫煙者がとりすぎると肺がんリスクを高めてしまう危険な食品になってしまうなんて、ビックリですよね。

 

■喫煙者に効果的な食べ物

とはいえ、喫煙者の方が全く緑黄色野菜からベータ・カロテンを摂取してはいけないというわけではなく、一日20mg以上とると、肺がんのリスクが高まる可能性があるというものです。

まずは禁煙してから緑黄色野菜などからベータ・カロテンを多く取ることが得策ですが、喫煙者が禁煙するのは容易なことではないですよね。

そんな時は葉酸を多く摂取することで、がんのリスクを低下させることができることがわかっています。葉酸は前述した緑黄色野菜に多く含まれていますが、その他、レバーや豆類にも多く含まれています。

 

しかし、喫煙者に嬉しい成分・葉酸も、実は過剰摂取するとミネラル類の吸収を阻害する可能性があります。なので、容量は必ず守ってくださいね!

 

【参考】

※ 「ビタミンAの過剰摂取による影響」-食品安全委員会

※ 「葉酸/ビタミンB12による癌の化学予防」-J-GLOBAL