え?こんなものまで!? かなり意外なうつの原因12個【3/3】

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うつ病と聞いて、思い浮かべる原因にどんなものがあるでしょうか。まずはストレスを考えることが多いかと思います。

でも、これというストレスが思いあたらないのに落ちこむ時は、意外な原因があなたをうつ気分にしているのかも。

アメリカの健康専門ニュースサイトHealth.Comから、あまり知られていない“うつの原因”12個をご紹介いたします。

最終回の今回のテーマは、9. 魚を食べてないこと、10. 兄弟仲が悪いこと、11. 避妊ピル、12. 薬の副作用の4点です。

 

■9. 魚を食べてないこと

鮭や植物油に含まれるDHAなどのオメガ3脂肪酸が不足することが、うつのリスクを増やすことに関係すると考えられています。

オメガ3脂肪酸は、セロトニン等の脳の伝達物質を制御していますが、このことが、魚不足とうつの関連を説明できるかもしれません。魚油サプリメントも、効果があると言われています。双極性障害に効果があるという研究もあります。

ちなみに、2004年に行われたフィンランドの研究によると、うつと魚不足との関係が、女性には見られることがわかったのですが、男性には見られなかったのだとか。

とはいえ、魚には他にもすばらしい栄養素が含まれています。男性も魚、食べてくださいね!

 

■10. 兄弟仲が悪いこと

相手が誰であれ、不幸な人間関係はうつの原因となりうるのですが、アメリカ精神医学ジャーナル誌の2007年の調査によると、20歳未満の男性で兄弟仲が悪い人は、そうでない人に比べて、その後の人生で、うつになりやすい傾向があることがわかりました。

残念ながら、なぜ兄弟関係がそれほど重要なのかはわかっていませんが、(両親との仲については、このような傾向が見つからなかったそうです)兄弟関係は子どもにとって、同年輩の子どもとつき合う能力の開発に関係するからではないかと研究者は考えています。

ちなみに、理由を問わず口論が多すぎることは50歳以下の誰にとっても、うつのリスクを高めるとのことです。いろいろな意味でリスクを下げるためにも、争わない解決策を探す方が安全なようです。

 

■11. 避妊ピル

あらゆる薬と同じく、避妊ピルにも副作用があります。経口避妊薬には、人工の黄体ホルモンが含まれており、これがうつの原因となるケースがあります。

その理由は、まだ解明されていないとコロンビア大学産婦人科臨床教授のヒルダ・ハッチャーソン医師は言います。

「すべての女性に起きるわけではないのですが、うつの病歴があったり、うつになりやすい方の場合、避妊ピルを服用している間うつ症状が出やすい傾向があります。避妊ピルを全く服用できない女性もいます」

こういう副作用が出るケースもあるのですね。避妊ピルが処方される際には、医師から詳しく説明があると思いますが、改めて、自分に合っているかを確認してみてくださいね。

 

■12. 薬の副作用

副作用にうつ症状が出る薬は、実はたくさんあります。例えば、アキュテイン(日本では未承認の難治性ニキビ治療薬)と、そのジェネリック薬のイソトレチノインが例です。

潜在的なリスクとして、うつ症状と自殺念慮が出る可能性があります。

また抗不安薬や不眠症の薬にも、うつ症状の副作用が出る場合があります。ジアゼパム、ザナックスなどがその例です。

また、血圧降下剤のロプレッサーや、コレステロール低下薬のリピトール、更年期障害の薬のプレマリンなども、うつ症状の副作用が出る場合があります。

上記はアメリカで認可されている薬の例ですので、日本では、そのまま参考にならないかもしれません。しかしどの薬であっても、副作用を必ず確認すること、売薬であっても医師や薬剤師に相談することを習慣にしてくださいね。

 

いかがでしたか? 魚、兄弟仲、薬……。どれも、うつとは結びつけにくい原因でしたね。

忙しい毎日ですが、自分の気分とこのような要因をチェックしてみてください。うつとまではいかない、ちょっとした気分の落ちこみも防げるかもしれません。

 

【うつの原因12個】

※ え?こんなものまで!? かなり意外なうつの原因12個【1/3】

※ え?こんなものまで!? かなり意外なうつの原因12個【2/3】

え?こんなものまで!? かなり意外なうつの原因12個【3/3】

 

【参考】

※ 12 Surprising Causes of Depression – depression – Health.com