お腹まわりに肉がつかない効率的な食事法「粗食」とは?

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年末が近づくにつれ、イベントやパーティーに忘年会……とお酒を飲んだり、カロリーの高いメニューを食べる機会が増えてきますよね。毎日そんな食生活では、間違いなくプチ太りの道まっしぐら!

ただでさえ食欲の秋が過ぎ、わき腹の贅肉問題に頭を抱えている人も多いのではないでしょうか? そこで、ジャンクな食べ物から胃を休ませてあげる意味も含め、定期的に“粗食”という食事法に取り入れることをオススメします。

 

今でこそ粗食と呼ばれている食事、もともとは日本の伝統食なのです。内容としては、主食はご飯、それにみそ汁、漬け物、季節の野菜、魚介類、大豆製品、海藻類、芋類などの食物をおかずとして食べること

料理に使用する油脂の量が少ないことがポイントです。

おかずの主な調理法は、煮物や和え物、お浸しなど。フライやソテーなど、調理中に油をたっぷり使う洋食とは違い、摂取カロリーも少なくて済みます。

前述したように、粗食の主食は“ご飯”。通常洋食では、メインの料理に合わせる形で穀類が出されますよね。たとえば、ステーキにガーリックライス、シチューにパンなど。

しかし、粗食の考え方としては、あくまでご飯がメイン料理。それを補う形で、上記に挙げたようなおかずが何種類か並べられる……といった内容です。

昔の日本人は肉を食べなかったそうで、たんぱく質は主に魚や大豆製品から摂っていたこともヘルシーな食生活になった秘密でしょう。

 

ちなみに、昔の日本人は下記のような割合で、それぞれの食材を摂取していました。なんと、縄文人もこの割合で食生活を送っていたそうです。そして、その中でも主食である米は当然、一日の摂取食物のうち、大半を占めているのです。

米:野菜類:豆:魚介・木の実類=5:3:1:1

よく、「ご飯を食べると太る」と言われていますが、実はご飯が太るのではなく、実はご飯に合わせて摂るおかずが太る原因だったのです。

お酒を飲む際も、“お酒そのものよりおつまみのカロリーが高いことが太る原因”という説がありますが、それと同じ考え方ということになります。

 

外食が増えがちなこの時期。外でダイエットができない状況なら、せめて家で自炊する際には、この粗食を心がけてみてはいかがでしょうか。

ちなみにアスリートにも粗食生活を送っている人が多いと言われていますが、人間本来の力を発揮でき、良いコンディションを保つできるのは、やはり日本人の身体に合った食生活のおかげなのかもしれませんね!

 

【参考】

幕内秀夫(2003)『粗食のすすめ』 新潮社