ナプキン選びで大違い!? 意外と知らない生理時の肌悩み実態

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顔に吹き出物が出る、イライラする……。生理はこのような悩みを、多くの女性に与えます。これらの症状は主に生理前に起こりやすいものですが、いざ生理が始まっても悩みは形を変えて表れます。

生理が終わるまで平均5日間の間、ずっとナプキンにより密閉した空間となるため、“ムレやかゆみ”が生じやすく、症状が悪化すると腫れや痛みも伴う、とても厄介な肌トラブルが多くの女性を苦しめているのです。

「でも生理を避けることはできないし、仕方ない」と諦めていませんか? そんな生理時の肌トラブルの実態と、対策方法についてお伝えします!

 

生理時は湿気が約1.3倍増し!

ナプキンを使うと、ムレを感じてしまうのは当たり前。何故なら、花王が行った調査によると、使用前と比較するとナプキンが当たっている箇所の湿気は約1.3倍も増えているのです。

ナプキン着用時の湿度は、なんと88%。湿度のレベルだけで言うと、これは乾いた布もじっとり湿るぐらいのジメジメした状態。肌が不快に感じ、かゆみなどを生じるのも当然なのです。

ちなみにこの調査で、ムレに悩む女性は39.8%、かゆみに悩む女性は32.6%もいることがわかっています。

 

皮膚の薄いデリケートエリアは炎症が起こりやすい!

肌トラブルが起こる理由は、湿気だけではなく、デリケートゾーンの皮膚の仕組みにもあるのです。デリケートゾーンの皮膚の角質層は、体のなかでも柔らかいとされる二の腕と比較しても半分以下の薄さ!

顔のなかで最も薄いといわれる、まぶたよりも薄いのです。そんな繊細な箇所だからこそ、環境が悪くなると、赤くなったりムレたりと炎症が起こってしまうのです。

 

“薄手のナプキン=通気性が良い”わけではない!

そんな生理時の肌トラブルを避けるには、どうすれば良いのでしょうか? ナプキン選びも、対策のひとつ。実は、薄くてスリムなナプキンより厚手で肌あたりの良いものの方が、素材の密度が低いため通気性が良く、肌とナプキンの間にも隙間を作りやすいのです。

しかし、ナプキンによって風通しにも差がもちろんあるので、通気性をアピールしている商品などがオススメです。

 

■生理時はできるだけスカートを! かゆくなったら我慢せずに抗炎症薬を

また、生理時はスカートではなくパンツ派の方も多いと思いますが、実はこれもムレの原因。パンツでさらに密閉することで、より湿度を高めてしまうのです。

匂いや漏れを気にする方は少し不安かもしれませんが、こまめにナプキンを交換し、できるだけスカートで過ごすことで、ムレを軽減することができます。

また、かゆくなったら掻いてしまう前に、市販薬でも十分効果があるので、デリケートゾーン用の抗炎症薬を使って、早めの対策を心がけましょう。

本当に薄い部分だからこそ、掻いてしまうと血が出てしまうなど、症状はひどくなってしまいます。

 

ナプキンの不快感を避けるため、タンポンを使う、または最近では布ナプキンを使う女性も増えています。「毎回、かゆみやムレに悩んでいる」という人は、当たり前のように行っている生理時の行動を少し見直してみてはいかがでしょうか?

 

【参考】

※ 花王 生理サイクルにおける快適性研究 生理実態 (経血量変化・装着時間・吸収量)