内臓冷えに注意!過剰な「暑さ対策」は美を遠ざける!?

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

暑さを紛らわせるために、朝は冷たいジュースやヨーグルト・フルーツで軽く済ませ、ランチは冷やし中華。そして夜は、キンキンに冷えたアルコールにサラダ・冷奴・お刺身……。

あなたは、こんな毎日を過ごしていませんか?

今年はクーラーなどが控えめな分、「体の中から冷やそう!」という動きが広がっていますね。『スーパークールビズ』や、『クールベジ』など、様々なクールブームの真っただ中。暑さで有名(?)な埼玉県・熊谷市では単身高齢者や小学生にクールスカーフが配布されるなど、各自治体でも暑さ対策が行われています。

しかし、あまりに体内を冷やしすぎることで、例年の冷房からくる“夏冷え”とは違う冷え、つまり“内臓冷え”になりやすい状況になりやすいそう。これは恐ろしいこと!

 

『血めぐり研究会 supported by Kao』代表をつとめる東京女子医大付属・青山自然医療クリニック所長・川嶋 朗先生は、「今年は電力不足からくる“節電”により、暑さ対策をすることばかり世間の注目が集まってしまう」と懸念しています。(※1)

冷たい食材ばかり食べていると、口から胃、腸まですべての器官が冷え続け、体に悪影響をおよぼします。一時的な下痢や便秘になるだけでなく、内蔵冷えの影響で臓器の血行が悪くなり、特に腸の機能が落ちて免疫力が低下してしまう可能性まであるのです。

腸(小腸・大腸)にはウィルスや細菌などから体を守るリンパ球が全身の6~7割も存在していますが、腸内環境が悪いと全身の免疫力が下がり、感染症(風邪やインフルエンザなど)にかかりやすくなることも!  また免疫反応が過剰になり、花粉症やアレルギーを引き起こすこともあります。

“内臓冷え”は、さまざまな不調を引き起こす、要注意の冷え症状。最近話題の『未病』も、冷えからくることが多いんですよ!(※2)

 

夏に気をつけるべきものは、日射病や熱中症だけではありません。体を自ら冷やすことは必要ですが、そればかりではなく必ず1品は常温や温かいものを一緒に取り入れたり、一日の終わりにはお風呂にゆっくり浸かるなど、一時の冷たさを求めるのではなく、長い目で暑さ対策を取り入れることが大切です。

 

【参考】

※1. 血めぐり研究会公式サイト

血めぐりを大切と思う医師や企業による、2007年に発足された団体。「現代女性のさまざまな身体の不調、美容の悩みは冷えや血行不良から引き起こされることが多い」という観点から、血めぐりの改善に役立つ情報を発信している。

※2. 未病について詳しく知る~未病と健康~ 健康知識・情報 養命酒製造株式会社