知ってた?知らなかった?実は水分の取りすぎは危険!

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毎日暑い日が続いていますね。熱中症にならないために、水分補給をしっかりする」というフレーズは、もはや日常の合言葉にさえなっています。水を飲むことは、脱水症状やそれに伴う頭痛の予防はもちろんのこと、身体の毒素を流し、肝臓のダメージを防ぎます。

また空腹時に飲むと食欲を抑えることができるので、ダイエットにも効果的。美容面では肌の水分を保ち、老化を遅らせる働きがあるとも言われています。女優やモデルに美容法を尋ねれば、口々に「たくさんの水を飲むこ」”という答えが返ってきますよね。

一般的に一日1.2リットルの水を摂取したほうがいいとも言われていますが、大人の場合、体重1kg当たり、20~30mlの水分量を摂取することが好ましいとされています。

例えば体重50kgであれば、1リットル~1.5リットルということになります。しかしこれは、水だけを1.5リットル飲むということではなかったのです。

見落としがちなことですが、私たちが口にする食品には多くの水分が含まれており、果物や野菜はたくさんの水分で出来ています。チーズでさえも3分の1が水分なのです!

それでは、イギリス人女性(体重68kg)の1日の食生活を見てみましょう。以下に、飲料と食品に含まれる水分量をミリリットル(ml)で示してみました。彼女に必要な1日の水分量は、1.8リットルです。

 

■朝食

バナナ: 68ml

コーヒー: 250ml

■間食

コーヒー: 250ml

■昼食

カッテージチーズ: 118ml

フルーツ: 109ml

コーヒー: 250ml

■間食

りんご: 98ml

紅茶: 200ml

■夕食

ポテト料理: 142ml

バター: 2ml

チキン: 87ml

ブロッコリー: 80ml

水: 300ml

ワイン: 150ml

■この女性の一日の水分摂取量合計

2.1リットル

 

この結果をご覧になってお分かりのように、1.8リットルという目安摂取量を超えています。もし彼女がこれに追加して水を飲んでいたら、水分の過剰摂取ということになりますよね。

私たちは、水分不足を恐れるあまり、喉の渇きを感じる前に過剰に摂取する傾向にありますが、逆に水分を多く摂取することに関しては、まったくと言っていいほど危機感を持っていません。

飲みすぎると、夜中トイレへ頻繁に行くことになり、睡眠障害になります。また、肝臓のダメージを防ぐどころか、逆にダメージを与える恐れもあるのです。さらに、低ナトリウム血症という致命的な症状に陥る可能性も潜んでいます。

これは、体内の塩分レベルが極端に落ちることによって、脳の浮腫を引き起こすというもの。症状がひどいと昏睡・痙攣といった命の危険もあります。

 

この時期、熱中症対策のためにも水を飲むことはとても大切ですが、やはりなんでも過度はいけないということのようです。適度な水分補給をしながら、暑い夏を乗り切っていきましょうね!

 

【参考】

※ Drinking too much water ‘can be bad for your health’: Benefits are a myth  | Mail Online

※ Eight glasses every day? Water load of nonsense!  | Mail Online