サラダ油が…危険!? 「がんや認知症」原因に…脳科学専門医が警鐘

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料理の必需品、油。実はその油の中に、注意すべき“毒素のもと”が潜んでいることをご存知ですか? 日々あたりまえのように使っている油が、認知症、うつ病、心筋梗塞、糖尿病、がん、高血圧、花粉症など、多くの病気や不調の原因だと著書で明かしているのが、医学博士・脳科学専門医の山嶋哲盛氏。

今回は、山嶋哲盛氏の最新著書『「サラダ油」をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない!』より、今すぐ避けたい油をご紹介します。

 

■サラダ油のリノール酸がヤバい!?

山嶋氏の研究では、サラダ油に含まれるリノール酸は加熱すると神経毒(ヒドロキシノネナール)に変わり、神経細胞を死なせて脳の海馬を委縮させることがわかっているそうです。つまり、サラダ油を使って調理することで、もの忘れやアルツハイマー病、うつ病を引き起こす可能性があるということ。

さらに、リノール酸を 長期間多量に摂ると、脳梗塞、心筋梗塞、がん、アレルギー体質などを引き起こすというデータも数多く発表されていると、山嶋氏は述べています。

政府や自治体のホームページでも、「(植物油からの)リノール酸の摂り過ぎは生活習慣病を引き起こす」と注意を促しています。リノール酸は体に必要な成分ですが、普段から野菜を食べていれば不足することはありません。リスクの高い油から摂る必要はないとしています。

 

■今すぐ避けるべき油はこれだ

サラダ油とは精製された植物油の総称で、菜種、綿実、大豆、ごま、サフラワー(紅花)、ひまわり、とうもろこし、米(米ぬか)、落花生の9種類を指します。

山嶋氏は、これらの中で使うべきは、こめ油とごま油だけといいます。山嶋氏がこめ油とごま油を勧める理由は、他の油と比べてリノール酸の含有量が比較的少ないから。他のサラダ油には問題のリノール酸が多く含まれていたり、製造工程に懸念材料があるそう。

リノール酸は加熱することによって酸化されると毒素を作りやすい性質がありますが、こめ油にはγオリザノール、ごま油にはセサミンといった抗酸化成分が含まれているため、毒素の生成を抑えることができるのだそうです。

とはいえ、こめ油もごま油もリノール酸の含有量が30%以上あるので、毒素の発生を防ぐために、こめ油はヘキサンなどの石油系溶剤を使わずに抽出された高温処理が最小限(スチームリファイニング)のものを選ぶべきと山嶋氏は言います。ごま油は、焙煎していない生しぼりがベストだそうです。 

またリノール酸の含有量が10%以下で、酸化を防ぐポリフェノールが豊富なオリーブオイルは、山嶋氏も推奨しています。ただし、香りも栄養素も消えた粗悪なものも多いので注意が必要。

オリーブの実は、枝からもぐと同時に酸化が始まります。オイルにしてしまえば酸化はあまり進みませんが、粗悪なオリーブオイルは、収穫してから長期間倉庫で保存したものを使って高温で加熱処理していることも。山嶋氏によると、良質なものを選ぶには価格がポイントだそう。1ccあたり10円程度の昔ながらの製法のものをチョイスしましょう。

 

油を変えることで、将来不安な病気を予防することに繋がるようですね。「もったいない」「油にお金はかけられない」と思っていると、結局は医療費がかさむことになるかも! 

 

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【参考】

※ 山嶋哲盛(2014)『「サラダ油」をやめれば脳がボケずに血管も詰まらない!』(ワニブックス)