何もしないと脳はみるみる老化!「認知症を防ぐ新習慣」8コ【後編】

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未知の領域だった脳も日々研究が進み、脳にダメージを与える原因とその対策が明らかになってきました。認知力が大きく低下するのは高齢になってからですが、認知力が落ちてきたと感じる若き時期から脳をメンテナンスすることで、その後の脳の状態が大きく変わってきます。

それでは【前編】に引き続き、医学ジャーナリスト・山田雅久さんの著書『脳を老化させない食べ物』(林進 監修)から、脳メンテの方法、脳の健康を維持する方法を8つ(後編でも4つ)ご紹介いたします。

 

■5:血液さらさらで脳も活性化

心臓と血管の健康は、脳の健康に決定的な影響を及ぼします。とくに高血圧は脳血管性認知症の大きな危険要因になります。

高血圧の脳への影響は30歳代から現れ、カリフォルニア大学の研究では、”高血圧の人”を”正常な血圧の人”と比べると、前頭葉と側頭葉の灰白質(神経細胞が集まるところ)が平均9%の少なくなっていることが分かりました。

 

■6:慢性的なストレスから脳を防衛する

慢性的なストレスがあると、コルチゾールの蓄積が進み、血中濃度が上昇していきます。コルチゾールの血中濃度が高い状態が続くと、記憶力の低下が続き、脳の委縮につながっていくことが報告されています。

トラウマや災害による極度のストレスも有害で、前頭葉部の灰白質の容量が際立って低下してしまうことが分かっています。

 

■7:脳の炎症を防ぐ

のどや関節が炎症を起こして腫れるように、脳も炎症を起こします。炎症は外敵から身を守る防御システムですが、問題はその炎症が必要以上に激しくなったり、長引いたりすること。

現代人は炎症を起こしやすくなっているといわれ、それにはオメガ3とオメガ6のバランスが悪くなっていることが考えられます。オメガ6は炎症を促進し、オメガ3は炎症を抑制します。身体にとって理想的なオメガ3とオメガ6の比率は、1:1~1:4まで。現代人はオメガ6が多すぎでこのバランスが崩れ、1:50という人も少なくないとされています。

 

■8:腸神経系の健康を保つ

胃の調子が悪い時や便秘、下痢の時などに、やる気がなくなったり、気分が落ち込んだり、記憶力や集中力が低下したりした経験があるかもしれません。

脳と腸管は情報を伝達する神経伝達物質を共有しているので、胃腸の状態が感情や認知力に影響するのは当然といえば当然のことです。

 

情報を頭に取り入れることが難しくなってきたり、正確に出来事の時系列を思い出せなかったり……。自然な変化に思われるちょっとしたことも実は、脳の老化が関係しているかもしれません。若い時からこれらの習慣次第で、ゆっくりした脳の老化を食い止めていきましょう。

 

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【参考】

※ 林進(監修)山田雅久(著)(2013)『脳を老化させない食べ物』(主婦と生活社)