仰天!ついにわかったキャバ嬢が髪を盛る「本当の理由」

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『ボンバ巻き貝ハーフアップ』、『くりくりエリ巻きトカゲ』、『リゾートすだれアレンジ』、……これらの呪文のようなフレーズ、髪型の呼び名ってご存知でしたか?  出版不況と言われる時代の中で急激に発行部数を伸ばした、キャバクラ嬢向けに発行した雑誌『小悪魔ageha』(インフォレスト社)が、これらの髪型の名づけ親と言われています。

一般的に、キャバクラで働く女性たちの髪型は、トップ(頭頂部)にボリュームをもたせる髪型(まとめ髪が多い)が多いですよね。 では、どうして髪の縦幅を強調させてインパクトを出すのでしょうか?

これに関して、化粧文化研究者の平松隆円先生(名古屋文化短期大学講師/国際日本文化研究センター研究員)から、とても興味深いことを仰ったので、まとめてみました。

 

 

■  子どもの顔と大人の顔の違いがヒント!

子どもと大人の顔の違いは、どこにあると思いますか? この画像によると、人間でも、動物でも、子どもの顔には、“顔が丸く、額が前に出ている”、“目が相対的に大きい”、“目が顔の真ん中より下の位置にある”などの特徴があることが分かります。これらの特徴から、私たちの感覚は、「子どもはかわいい」ということを、自動的に認識するようになっているそう!

当然のことですが、子どもは大人に比べて弱い存在です。持っている知識や経験も乏しい上、体力的にも弱く、大人に助けてもらわないと生きていけません。だからこそ、大人が自然と「助けたい」と思えるような“可愛い見た目”になっているのだとか! 驚きですね。

 

キャバ嬢定番の『盛髪』で、カワイさがアップ!?

2005年頃から、キャバクラで働く女性を中心に『盛髪(もりがみ)』という髪型が流行してきました。盛髪は、結婚式などで華やかに着飾るような巻き髪アレンジの感覚を超えていますよね。そもそも、キャバクラのお仕事というのは、男性を美しい見た目や笑顔、トークで楽しませること。

男性に好かれることが、仕事の出来や得られる報酬を左右する世界。男性の心をくすぐる、魅力的な見た目や仕草を身に着けることが求められるわけですが、髪を盛ることによって、顔全体を見たときに目の位置が下がったように見えますよね。こうすることで、子どものときの可愛らしさを作りだしているのだとか!

 

子どもと同じように力の弱い女性にとって、可愛くみせることは、生きていくためにできる1つの重要な戦略という考え方は非常に斬新ではないでしょうか。 それを踏まえた上で“キャバクラで働く女性が髪を盛る”という行動と理由について思いを巡してみると、みなさんはどのように感じますか? 是非、 @bi_rangerにてご意見をお寄せくださいね!

 

また近日、平松隆円先生は「黒髪と美女の日本史」(仮・NHK出版)と題して、髪の文化にまつわる本を刊行予定。こちらも要チェックです。

 

【参考】

平松 隆円-研究者 Researchmap

平松 隆円氏 facebookページ

今も昔も変わらない女心と黒髪の日本史 アカデミーヒルズ