生ゴミの●●が傷を治す!? 驚きの研究結果が明らかに!

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“卵に入っている薄皮部分”に傷を治す力があるって知っていましたか?

東京大学の研究チームと株式会社アルマード(※1)が行ってきた『卵殻膜の効果』に関する新しい論文が、アメリカの細胞組織に関する専門ジャーナル『Cell&Tissue Research』に認められ、5月13日に発表されました! 東京大学で行われた研究責任者である跡見順子・東京大学名誉教授による記者発表会は、美容と健康両方の視点から、とても興味深い事実がいっぱい! その内容をご紹介します。

 

■『卵殻膜』を使うことは、昔ながらの生活の知恵だった!

実は『卵殻膜』は、約400年以上前より“生活の知恵”として中国や日本などアジアにおいて創傷治癒に用いられてきました。すでに中国・明の時代の薬学書『本草綱目』(※2)には、卵殻膜が切り傷の治療に効果あり……との記載が!

現代の日本でも、相撲部屋での傷の治療法として、稽古の際にできたすり傷・切り傷を治すために、卵殻膜を使っている相撲部屋があるそうです。治療法としては、生卵を割って卵殻膜を取り出し、傷の部分に貼るのみ! なんとも男前な治療法ですね(笑)

 

そもそも、なぜ『卵殻膜』がいいの?

卵殻膜とは、卵の内側に存在する0.07mmほどの薄い膜のこと。 内膜と外膜の二層からできていて、線維が入り組んだメッシュのような構造です。その構成成分は、I型、V型、X型コラーゲン、グルコサミン、デスモシン、ヒアルロン酸など、美容や健康をアップさせるのに欠かせない成分が含まれています!

そもそも、鳥類は私たち哺乳類とは違って、生まれる前にお母さんから栄養を受け取ることができません。卵殻膜は卵の中にいるヒナをやさしく包み込み、外部の微生物から守りながら誕生へと導きます。 つまり、親鳥から栄養を与えられなくても、新しい命をもたらす栄養分がたっぷり含んでいなければいけないというわけです!

 

優れた天然素材。でも、効果実証が困難!

今回の論文では、適度な量の『卵殻膜』には、細胞自らが正常な状態へ修復するように働きかける効果があることが証明されました。跡見名誉教授によると、『卵殻膜』の細胞培養の実験は非常に難しいものだそう。だからこそ、東京大学と株式会社アルマードの共同研究は、創傷治癒プロセスを解明するモデルとして、健康科学の様々な分野で応用されるよう期待されているとのこと。

ただし、『卵殻膜』の成分が良いといっても、ゆで卵の膜をそのまま食べても意味がない(消化不良を起こしてしまうこともある)ので、くれぐれもご注意を!

 

いかがでしたか? 昔から“生活の知恵”として中国や日本などアジアにおいて創傷治癒に用いられてきた『卵殻膜』。優れた天然素材のメカニズムの科学的アプローチによって、今後アンチエイジングの分野で幅広く応用されることを期待してしまいますね!

 

【参考】

※1. 卵殻膜のアルマード公式Online Shop

※2. 本草綱目 – Wikipedia