認知症予防!専門家が教える「脳を老化させない」食べ物10個【後編】

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脳も身体の一部。食べ物によって、脳の健康が保たれることが明らかとなってきました。以前、くるみが脳の老化を予防するとお伝えしましたが、それ以外にも、最新の研究で明らかになった脳の老化を防ぐ食べ物があります。

それでは、前編に引き続き、医学ジャーナリストの山田雅久さんの著書『脳を老化させない食べ物』から、脳の老化を防ぐブレインフードをご紹介します。

 

■6:セロリ

身体と同じように、脳も免疫機能によって守られています。年齢を重ねると、外的を倒すはずの炎症性サイトカインが、必要以上に放出されるようになり、脳そのものが炎症を起こしやすくなります。

炎症は、学習能力や記憶力の低下をもたらしますが、イリノイ大学の研究によって、セロリに含まれるルテオリンという物質に、炎症性サイトカインを過剰に分泌しないように、コントロールする働きがあることが分かりました。

 

■7:ビーツ

ビーツを搾って作るジュースは、スポーツサイエンスの世界ではよく知られています。ビーツは硝酸塩が豊富で、硝酸塩は消化の段階で亜硝酸塩になります。亜硝酸塩は血管を開いて血流をよくし、酸素不足になっている組織へ酸素を供給します。

硝酸塩の少ない食事をした人と比較した研究では、ビーツを摂った人の方が、前頭葉への血流が著しく増加していました。

 

■8:ビタミンB類

葉酸、B6、B12は、脳の健康に欠かせないビタミン。不足すると脳の委縮や認知症につながるホモシステインという物質が増加してしまいます。

ビタミンB12の研究では、B12の血中濃度が高かった人は低かった人と比べて、脳の委縮が1/6に抑えられていました。米USDA(アメリカの農務省)では、高齢者にはサプリメントでB12を摂るように推奨しています。

対して、葉酸やB6はサプリから摂るのは注意が必要なので、食事で摂取するようにしましょう。

 

■9:ビタミンD

海馬を含めて中央神経系全体にビタミンDの受容体があり、ビタミンDは神経を成長させシナプスの密度を増します。そして神経伝達物質の合成に関わり、酸化ストレスから神経細胞を守っています。

ビタミンDの血中濃度と認知力の研究では、血中にビタミンDが十分あった人たちは、思考や発想に柔軟性があり、論理的思考にも優れていたのです。

 

■10:ぶどう(ワイン・グレープジュース)

赤ワインを2週間に4回以上飲む人では、まったく飲まない人に比べて、認知テストの結果がよくなることが分かっています。さらに、毎日1~2杯の赤ワインを飲む人は禁酒家と比べて、アルツハイマー病になる率は半分に減ることも分かっています。

しかし、ワインをたくさん飲む人は海馬が委縮しやすくなるという研究もあり、飲み過ぎは禁物です。

 

いかがでしたか? 脳によい食べ物は、ただたくさん食べればよいというわけではなく、習慣的に摂ることと何よりも分量が大切。脳によいからといって食べ過ぎ、飲み過ぎは、マイナスになることも多いです。

ぜひ若い頃から脳によい食生活を取り入れてくださいね。

 

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【参考】

※ 林進(監修)山田雅久(著)(2013)『脳を老化させない食べ物』(主婦と生活社)