美味しくってヤバイ!プロ考案「驚異の弱火調理法」がスゴすぎる

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「暑くて料理をするのが面倒……でも栄養はしっかり摂りたい」こんなふうに思っている方が多いはず。とくに夏場は、火を使う料理がツライですよね。

そんな方におすすめなのが、”山本式・弱火調理法”というもの。ラクなのに、野菜の栄養がしっかり摂れるから、「ヘルシー、ダイエット中でも安心、しかも美味しい!」と評判の調理法なのです。

料理研究家の山本千代子さんは、五味五行に基づく食養生の思想、方法論を学び、「強火調理による油脂や食品の酸化が、増加し続ける生活習慣病の遠因である」と、これまでにない全く新しい山本式調理法を考案しました。

それでは、山本千代子さん監修の『ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法』から、簡単にできるメソッドと、なぜ身体によいのかという理由についてご紹介いたします。

 

■準備するもの

・油(加熱用の良質なオリーブ油)

・塩(精製されていない塩)

・鍋と鍋のサイズに合っている蓋

 

■基本の作り方

(1)予熱をしていない鍋に油をひき、分量に合わせた塩をパラパラと振ります。

美レンジャー

(2)素材(キャベツ、にんじんなどのせん切り)の一部を先に入れ、塩と油を鍋底全体に広げるようになじませます。

美レンジャー

(3)素材をすべて入れたら、きっちりしまるサイズの蓋をします。

美レンジャー

(4)弱火にし、火が通るまでそのままにしておきます。

これだけでいつもの野菜が心地よい食感で、ビタミンの損失も最小限に、薄味でも美味しく食べられるのですよ。

 

■山本式調理法のメリット5つの理由 

(1)野菜のアクが旨味に変わる

野菜に含まれる抗酸化物質のポリフェノールは、空気中の酸素の攻撃を受けると、身を守るための物質を作り出します。それがいわゆる”アク”。山本式調理法では、油と塩と水蒸気で素材を低温下でコーティングするため、ポリフェノールがアクに変わることなく、美味しく味わえます。

(2)素材が酸化しにくい

食品を加熱すると酸化反応が起こり、過酸化脂質が発生しやすくなります。過酸化脂質を過剰に摂取すると、生活習慣病などの原因になるとされています。山本式では、高温で素材を炒めることがほとんどないので、過酸化脂質が発生しにくいのです。 

(3)ビタミンなどの栄養素が壊れにくい

通常、野菜の下ごしらえで最も多い調理法が、水溶性ビタミンが失われやすい茹で調理。しかし山本式では、野菜自体の水分を利用して加熱するため、水溶性ビタミンの損失が少なくなる上、適量の油を使うため、脂溶性ビタミンやミネラルの吸収も期待できます。

(4)効率・均等に味がつく

山本式では最初に油と塩を入れ、素材を重ねて弱火で加熱するので、素材自体の水分が、油と塩の成分を伴って水蒸気となり、鍋の中で循環します。これが繰り返されて、素材本来の味が一層濃くなり、全体に均等に味がつくのです。 

そのほかにも弱火で調理するため省エネができ、調理時間にゆとりができる、換気扇やコンロなどが汚れにくいなどのメリットがたくさんあります。

 

基本の作り方をベースに、ラタトゥイユやパスタ、カレーなど、さまざまな野菜料理にアレンジができます。まずは基本のソテーにチャレンジしてみましょう。

 

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【参考】

山本千代子(監修)山本智香(著)(2014)『ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法』(三空出版)