メイク残りは色素沈着を招く?クレンジングのウソorホントを検証

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アイメイクや口紅の落とし残りがあると、色素沈着やくすみになるとか、肌が老けると聞いたりしますよね。しかし、クレンジングのしすぎによっても、肌は傷んでしまうことは、これまでお伝えした通りです。

多数の著書を持ち、メディアでも活躍中の『よしき皮膚科クリニック銀座』の吉木伸子院長は、「クレンジングにおいて、すすぎまでのケアは40秒以内」を推奨しています。ご存知でしたか?

これまで言われていたクレンジングについての言説を、先生の著書『内側から変わる! 毎日のスキンケア10の法則』から検証していきたいと思います。

 

■1:メイクの色素が色素沈着になる?

吉木先生は、「メイクアップ用品は、基本的に肌に浸透するように作られていません。また、肌もほとんどのものを通しませんから、浸透して色がついてしまうことを心配しなくてもよいのです」と話します。

アイシャドウやマスカラが残ると、色素沈着してくすみになるといわれますが、それが本当だとしたら、昼間にもその現象は起こるはず。朝メイクをしたら、夕方まぶたが着色していたということはありませんよね。

 

■2:ファンデが肌に残ると肌のダメージになる?

もちろんメイクを落とさずに寝たら、皮脂が酸化され肌荒れにつながり、ニキビの原因になることもあります。

ただ、吉木先生曰く、「洗い残しに関しては、さほど悪いとは言えません。ファンデーションは、もともと長時間肌につけているものですから、夜のクレンジングのときに100%落ちなかったからといって、大差ないと言えるでしょう」とのこと。

あまり、神経質にならない方がいいのかもしれませんね。

 

■3:肌に残ったメイクがターンオーバーの妨げになる?

メイク残りが、寝ている間に行われる肌のターンオーバーを阻害するとよく言われますが……これは、どうでしょうか。

吉木先生は、「肌は表皮の奥の基底層で生まれます。表面の角質層にメイクがのっかっていても、基底層に触れているわけではないので、直接影響しません。間違いというよりも、むしろ逆なのです。

外面的なところでは、肌の表面の角質が荒れていると、美肌の再生が邪魔されることがあります。角質をすこやかに整えるためには、むしろクレンジングをしすぎない方がよいのです」と語ります。

美しい肌のためには、まずはクレンジングではなく、睡眠と食事。やはりインナービューティの方が大事なのですね。

 

入念に時間をかけたクレンジングや、コットンでアイメイクを何度もふき取ること、スクラブ洗顔、ブラシやパフを使った洗顔も肌の負担になるようです。

手をかけたという満足感だけでスキンケアしすぎると、肌はボロボロになってしまいます。気をつけて!

 

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【参考】

吉木伸子(2013)『内側から変わる!毎日のスキンケア10の法則』(廣済堂出版)