巧みな心理トリックが蔓延!「健康そうな言葉」に騙されない心構え

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”オーガニック””抗酸化””アンチエイジング”……。女性ならハッと手を止めてしまう、そんな言葉がパッケージにデザインされた食品やコスメが、世の中には数多く出回っています。

しかしそこには、それを手にした人が錯覚してしまう、思わぬ落とし穴が……。

賢い消費者としてそんな心理トリックに引っかからず、本当に美容と身体に良いものを見極める目が私たちには必要です。今回は、商品のラベルを見る上で心がけたいことをお伝えします。

 

■”健康そうな言葉”に弱い私たち

食べ物のパッケージに書かれている、低カロリーやオーガニックといった健康をイメージさせる言葉が、人々にどう影響を与えているか、ヒューストン大学の研究員が行った実験をご紹介しましょう。

318名の被験者に対して、“チェリー7アップ Antioxidant(抗酸化商品)”というドリンクの商品写真と、まったく同じ商品で”Antioxidant(抗酸化商品)”という言葉だけを画像処理で消した、ただの“チェリー7アップ”と書かれた商品写真の2枚を見せ、どちらがより健康的と思うかを聞き取りました。

スナックやピーナッツバターなど、他の商品でも同様の実験を行ったところ、健康を連想させる言葉がパッケージに書かれた商品の方が、書かれていないパッケージのものよりも「ヘルシーだ」と人々は思う傾向にあることがわかりました。

 

健康ワードを受け入れると商品まで良く見えてくる!?

この調査の研究員は、「心理学的にこの結果を考えると、人はあるひとつのことを受け入れると、それに関連したものも、自分の中に自然と受け入れていく傾向がある」と言います。

また、「ヘルシー、低カロリー、抗酸化●●といった、私たちにもなじみのある言葉が目立つように商品にデザインされていれば、まずその言葉を受け入れ、たとえその商品の見た目や栄養表示が、その言葉にふさわしいものでなかったとしても、その商品自体も肯定するという心理が人にはある」と指摘しています。

食べ物だけでなく、これは化粧品や美容関連のグッズにも同じことが、私たちに当てはまることでしょう。美白、アンチエイジング、痩せ、モテといった言葉が目に飛び込んでくると、心のどこかでは「本当かな?」という疑問を持ちつつも、試してみようかなと思ってしまいがちです。

 

このような心の動きは、ごく自然なものかもしれません。しかし、実際にその商品を購入するかどうかというときに、商品のラベルを公正な目で見て、自分にとって本当に良いものなのか、区別をつけることが私たちには必要なのではないでしょうか。

いつのときもそんな正しい判断力を持っていたいものですね。

 

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【参考】

※ UH Research Focuses on How Food Marketing Creates a False Sense of Health – University of Houston