痩せるだけじゃない!運動は「脳の活動をぐぅ~んと高める」と判明

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暑さで集中力が散漫になり、ダラダラと過ごしていませんか。そんな時は、ちょっとだけでも運動をするとよいのですよ。

コナミスポーツ&ライフの『なぜ人は続かないのか?研究所』によると、「運動と脳は一見、無関係のようですが、運動は体の機能を高めるだけでなく、脳にもよい影響を与えています」とのこと。

今回は、同研究所の客員研究員である脳科学者で諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授に、運動が脳にもたらす好影響の関係についてお聞きました。

 

■1:運動は筋肉だけでなく脳も鍛えられる!

記憶に関係する脳の部位として、海馬(かいば)というのがあります。海馬は、65歳くらいになると、1年で1%程度委縮するといわれていますが、有酸素運動や筋力トレーニングをすることにより、海馬の神経細胞が、逆に増加することがわかってきました。

篠原教授曰く、「高齢者に速歩を週3回、1回40分、1年間実施したところ、海馬で新しい神経細胞が生まれやすくなり、海馬が1~2%大きくなったというデータが出ています。スポーツクラブでトレッドミルやバイクをこいでいる人は、筋肉だけでなく脳も大きくしているのです」とのこと。

適度な運動の大切さがわかりますね。

 

■2:デュアルタスクが脳の活動を高める

また最近では運動しながら脳を使うことで、脳の活動を高めることが明らかになっています。

篠原教授は、「運動しながら簡単な引き算をしたり、しりとりをすることで、脳の萎縮を抑制し、脳機能の維持に役立つというデータが出てきています」と話します。

ものを考える時や、コミュニケーションをとったり、仕事の段取りをする時に使われる前頭葉の活動が高まるので、運動しながら英会話を聞いたり、学習テープを聞くとその効果が高まるそうです。二つのことを同時に行う”デュアルタスク”は、脳機能の維持に大事ということですね。

 

■3:運動はストレスに強い脳をつくる

さらに運動をすることで、ストレスに強い体質になることもできるのです。

「運動をすると、GABAと呼ばれる気持ちの安定に関係する物質を出す神経系が育つとされています。1回の運動で、その効果が6週間ほど保たれますので、スポーツクラブに隔週で通っても、十分、効果が期待できるということです」と篠原教授は、語ります。

1日5分程度の運動でも、免疫力がアップする効果があるそうです。

 

■4:運動はやる気のスイッチになる

篠原さんは、「やる気は、脳の線条体という部位が司っていますが、運動するだけで線条体の活動が高まることが知られています。つまり、運動をすることがやる気を出すことにつながっているのではないか、ということです」と話していました。

気持ちがへこんでいる時に運動すると気分転換になったり、やる気がわいてきます。つまり、これは、単に気のせいというわけではなかったのです。

 

運動してもダイエットなどの結果が伴わないとやめたくなりますが、脳への隠れた効果を知れば、運動を続ける意義を見出せるのではないでしょうか。

 

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【参考】

※ 「なぜ人は続かないのか?研究所」 – コナミスポーツ&ライフ