睡眠の質が重要!がん患者延命期間に「3年もの違い」が出ると判明

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睡眠は多く取り過ぎても少な過ぎても、身体には良くありません。いかに熟睡して”質の良い睡眠”を取れるかが、重要と言われています。

それはなんとがん患者にも共通するとのことで、質の高い睡眠を取っていると、そうでない人よりも、約3年も長く生きられることがわかったのです。

 

乳がん患者の生存期間に差が……

スタンフォード大学の研究員らは、平均年齢55歳で病状が進行している乳がん患者97名を対象に、がんの進行と睡眠の関連性について調査しました。

その内容は、3夜連続で睡眠の状態を調べ、がんの進行に睡眠がどのような影響があるのか、6年にわたって調べたもの。その結果、睡眠を十分取っていない患者が延命した期間は、平均33.2ヶ月で、これに対し、よく睡眠を取っている乳がん患者は、68.9ヶ月という大きな違いが見られました。

この結果は、年齢やエストロゲン受容体の状態、また治療の有無といったその他の致死的要因を加味しても、同様のものとなったのです。さらに分析したところ、睡眠効率が10%アップすると、死を招く危険要因を32%も減らせることがわかりました。

睡眠の質と乳がん治療の具体的な関係性は、まだ解明されていませんが、睡眠をきちんと取っていないと、免疫機能やホルモンの働きにダメージを与えると考えられています。 

 

良質な睡眠を取るためには?

それでは、健康なときから質の良い睡眠を取るためには、どうすればいいのでしょうか? ポイントとなるのが、昼間の過ごし方です。夜遅くない時間に、1日30分程度の適度な運動を行うと、眠りにつきやすいと言われています。逆に夜寝る前に、激しい運動をすると深い眠りに入りにくいとされます。

また週末に朝寝坊や寝だめをせず、毎日同じ時間に起きることも、体内時計を一定に整えてあげるために大切です。

さらに寝る前には、パソコンやテレビ、ゲームなど目や頭を覚醒状態にするものは避けて、部屋の照明も落としてリラックスできる空間を作り、徐々に体を休める状態にしていくことがおすすめです。

 

睡眠は人間の基本。それをいかに充実した良い時間にするかに、私たちの健康も美もかかっているのですね。

 

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【参考】

Better sleep predicts longer survival time for women with advanced breast cancer – Science Daily