長時間の座り姿勢はNG!デスクワークで腰痛を避ける椅子の座り方

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デスクワークが中心の人は、要注意。シドニー大学の研究によると、座位時間が一日合計11時間以上の場合、3年以内の死亡リスクが40%以上に増えることが明らかになっています。

また8~11時間でも、一日4時間未満の場合に比べ15%も死亡リスクが高まるとのこと。長時間座り続けるというのは、身体にとって負担が大きいと言えるようです。

そこで今回は、 腰痛症の改善を主としたパーソナルトレーナーの伊藤和磨さんの著書『アゴを引けば身体が変わる  腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育』から、正しい椅子の座り方をご紹介します。

 

■座位時間が長いと病気を招きやすい

長時間座っている人は、腰痛になりやすいだけでなく、心臓病、糖尿病、肥満、がんのリスクが増加するという研究結果が多数報告されています。冒頭でもご紹介したように、座り続ける生活というのは、身体の重要な機能を低下させ、寿命にまで影響するようです。

伊藤さんによると、「特にずっと座り続ける仕事でなくても、大抵の人が、一日の半分近くを椅子に座って過ごすと言われています。座っている姿勢は、立っている時の姿勢に影響し、立っている姿勢は、歩く姿勢に影響します。だから座る姿勢が一番大切なのです」とのこと。

立ち姿、歩き姿に通じ、病気も招きかねない座り姿勢が、どれだけ大事か感じていただけましたか? それでは、正しい座り方とはどのような体勢なのでしょうか。 

 

■足の裏を地面につける

伊藤さん曰く、「これまで企業や学校に出向き、ビジネスマンや学生が座っている姿勢を観察してきましたが、足裏全体が地面についている人は、ほとんどいませんでした。足の裏全体が地面についていないと、上半身の重さがすべて腰に集中してしまいます」とのこと。

さらに、「足を座面の下で交差させるなどすると、座面のふちで太腿の裏の神経を圧迫してしまい、むくみの原因になることも。欧米サイズの椅子は日本人には合いにくいのです」と話しています。

地面に足がつかない椅子の場合は、足元に足台を置いてみましょう。長距離の移動の際も、腰の痛みが気になる人は、ぜひ試してみてください。

 

■タオルを使って組みぐせを直す

伊藤さんによると、「座っている時に脚を組んでしまうのは、下がっている側の骨盤を水平にするためです。上半身が傾いて不安定な状態を脱するために、無意識的に下がっている側の脚を上にして、脚を組むのです」と言います。

脚を組むと骨盤が後傾して、腰椎が丸まるだけでなく、腰がねじれて負担が増してしまいます。

そこでおすすめなのが、2センチくらいのタオルを、上に組んでいる脚の座骨の下に置くことなのだそう。こうすることで、骨盤が水平に保たれるので非常に効果的のようです。

「仕事や勉強で使う椅子は座面の奥行きが浅く、乗馬のように自然に開脚して、骨盤が立ちやすいものが向いています。長時間座る学習椅子やオフィスの椅子の座面が平坦で四角いうちは、腰痛症を患う人の数は減らないでしょう」と、伊藤さんは語ります。

 

座っていると、自然に姿勢は崩れてきますよね。腰痛や病気にならないためにも、姿勢は固定しようとせず、こまめに変化させていくとよいそうですよ。

 

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【参考】 

伊藤和磨(2013)『アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育』(光文社)