腰痛や生理痛に尿漏れまで…「ヒールの履き過ぎ」が招く身体の不調

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

女性にとって欠かせないヒールの高い靴。脚を長くキレイに見せてくれますが、膝や腰の負担や姿勢が悪くなるといった弊害も感じますよね。 

腰痛症の改善を主としたパーソナルトレーナーの伊藤和磨さんによると、「若い頃からハイヒールを履いて骨格が歪んでいる人は、妊娠してから腰痛などで苦労する場合が多く、特に重い生理痛や尿漏れ、失禁は骨盤底筋群が弱くなっていることが、影響している可能性が高い」と話します。

今回は、伊藤さんの著書『アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育』から、ヒール靴との上手な付き合い方を紹介します。

 

■普段何センチのヒールを履いていますか?

「踵が高くなるほど、腰の反りが強調されていきます。女性の骨盤は30度前傾しているのが正常とされていますが、10センチのハイヒールを履くと、骨盤の前傾が45度に増大すると言われます」と伊藤さんは語ります。

骨盤が傾斜すると、腰椎の反りも増していきます。腰椎の反りが増すと、腰部のインナーマッスルと椎間関節にストレスがかかり、腰に痛みを感じるようになります。その緩和のために肩が前に出て、姿勢が悪くなるのです。

伊藤さん曰く、「反り腰は、産前産後に高い確率で腰痛を招くほか、骨盤底筋群が著しく低下することによって、生理痛や若年層でも尿漏れと関係しているのではないかとされています」とのこと。

そうならないためにもハイヒールを常用する人は、靴選びに時間をかけて、身体のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

伊藤さんは「帰宅したら、太腿の前と腸腰筋のストレッチ、脛の前のストレッチをやるだけでも全然違ってきます。それに加えて、足の指を手で包んで、反り返った足の指を下に曲げるストレッチも行なっていきましょう」とアドバイスしています。

 

■内股歩きを改善!

気がつくと内股になっているという人は、要注意。「ハイヒールを履いたら、意識的につま先を外に向けること。つま先が外に向かうと、骨盤の前傾を抑えられ、上体を起こして恰好良く歩けるようになります」と伊藤さん。

また時々は、尻を締めて骨盤を後傾させるようにすると、腰部の筋肉の緊張が緩和され、骨盤底筋群の活性化にもなるそうです。

 

ビジネスマナーでもあるハイヒールですが、常用すると、身体に大きな負担がかかります。そのため、なるべく負担の少ない高さのヒール靴を選んだり、上記のストレッチを行ったりと、ハイヒールとの上手な付き合い方を身につけていきましょう。

 

【関連記事】

人間関係に「ガマン」している人ほどダイエット依存になると判明

脚の見た目年齢プラス10歳!? 膝上の肉をたるませるNG生活習慣

※ 高橋尚子が指南!4シーンに合わせたランニンググッズ選びのコツ

SNSも誘発要因!完璧主義だと陥りやすい「ネガティブ思考」グセ

※ 【動画あり】春夏は水使いが重要!崩れにくいベースメイクの裏技

 

【参考】

伊藤和磨(2013)『アゴを引けば身体が変わる 腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育』(光文社)